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人生初のインドその6
2024.1.2
朝食がてらガヤの駅近くを散歩。
まず感じたのは、イスラムの香りのする模様や色彩(ムガル帝国の影響?)の美しい建物が多いこと。
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命をいただいて生きてること、今生きていることの有り難さ、忘れないようにしよう
朝ごはんに駅近くのホテルの一階のレストランに入る。
店員さんはほとんど英語がわからないようで、ジェスチャーと片言のヒンディー語と英語で頑張る。
人生で交わした会話の中で一番ジェスチャーの割合高かったけれど、私の拙いヒンディー語(というか単語を発しただけ)を丁寧に聞き取ってくれて感激した。
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その後、宿に戻ろうとリキシャに値段交渉し、妥協点に達したので乗ろうとすると、周りの運転手たちがしきりに「ヒー、ノー、アイディア(彼は道を知らない)」と止めてくる。驚いて降りようか迷うが、当の運転手さんは「ノー、プロブレム!」と見切り発車気味に発車し、ちゃんと目的地に連れて行ってくれる。
宿で荷物をまとめ、チェックアウトした後、間違って持ち出してしまったバングラデシュの宿(ごめんなさい…)の鍵を返送しに郵便局に行くことに。
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かれこれ1時間近くかけて手続きしていると、後ろから男性職員が"North face?"と聞いてくるも、よく聞き取れず(ちょうど自分の名前を書いてる時だったので)「ノースペース?(名字と名前の間にスペース入れるなってこと?)」と聞き返す。どうやら私の着てたモン○ルのジャケットをいじってたらしい。笑
無事鍵も送れ、飛行機までの時間ブッダガヤの寺院を見ることに。時間が限られているのでマハボディテンプル(一番メジャーといわれる寺院)だけ見たいと伝えるも、トゥクトゥクの運転手さんが一生懸命に力強い運転と少したどたどしい英語で近隣の寺院等をあちこち案内してくれて、そのおもてなし精神に嬉しくなった。
人が人を思う気持ちに国境はないのだと思った。
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そうこうしているうちにフライトの時間が迫り、運転手さんと名残を惜しみつつも空港へ。
出国審査を済ませ、手荷物検査に向かおうとすると、どこからともなく係員が現れて"Do you speak English?"と聞かれる。
こちらから「英語できますか?」と現地の人に聞くことはあっても向こうから聞かれたことはないので面食らいつつ"Yes."というと、「日本で昨日地震があったらしい。大丈夫か?気をつけて。」と言って心配してくれた。インドらしいアグレッシブな親切さにじんわり心の底が温まりつつ、「私の住んでるところは震源地から離れてるので大丈夫そうですよ。でも心配ありがとう」と笑顔で返す。
すると今度は、手荷物検査のところでおじさまにジェスチャーで「イヤリングをはずせ」と言われる。アクセサリーまで外させられたのは初めてで戸惑いつつ外してトレーに入れると、出口でお姉さんに「これ何?」とチェックが入る。
「イヤリングです、フランスから輸入されたものです」と説明すると、「はさむだけなのね!耳痛くならなそうで良いね。いくら?」と聞かれ、通貨単位に20秒ほど悩む(無難にドルで答えたけど、ルピーでも良かったかも)。
最初から最後まで、グイグイくる人の多い国だった。けっこう気に入ったのでまた1、2年内に行こう。
夕方、バンコクに着陸。
時間的に当初予定していたホーチミン→名古屋の便に乗り継ぎ可能なホーチミン行きのフライトが取れなかったので、バンコクに泊まることが確定。大急ぎで宿をとったが…
タクシーの運転手さんに行き先を告げ、近くまで連れて行ってもらうも、「…おーん?…おーん…」と迷っている様子。
あとはなんとか自分たちで探すからと言って降りるも、宿のあるはずの場所には全く違う飲食店が。
立ち尽くしていると欧米系の男性がバイクに乗って現れ、「〇〇(泊まるはずだったホテル名)を探してるの?そこなら潰れたよ」ときれいなアメリカ英語で教えてくれる。
確かに、焦ってたので見落としてたけど宿泊費は相場よりかなり安かった。
帰国の飛行機に乗り遅れ、予約していた宿が潰れているという2連続人生初の事態に軽いショック状態になりながら、とりあえず夕食に入ったレストランでWi-Fiをつなぎ、宿を取り直す。
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幸いまともそうなところがすぐに予約でき、無事チェックイン。
とうとう旅も終盤。
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