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千載一遇の好機は永遠にやってこない

「これはチャンス!」「ここは全力買い!」「ここで勝負しないと後悔する」
そんなことを考えたことはありませんか?
私はあります。

しかし、そんな場合、ことごとく大きな痛手を被ってきました。
為替だけでなく、中国株の銘柄でも、金先物などでも、同じです。

その時は、
「こんなチャンスを逃したらもう二度とチャンスはやってこない。」

そんな思考になって、目の前の「儲けのなる実」を取り逃がさないように集めるのに必死なのですが、後になって、なぜあんなところで勝負したのだろう? と思うこともしばしば。

後になってわかったことですが、実はこれには共通の法則性があるのです。
それは、自分で判断していないこと。

否、自分で判断しているつもりではありますが、自分で判断していると思い込み、実際には「あの人が記事で買い銘柄として推奨していた」「あの人が年末までに120円と言っていた」「有事で金は1,800ドルになるとどこかで読んだ」などの情報が頭の中でぐるぐる回っていて、それらの情報を正当化するためのチャートのサインを探しているだけになっている状態。

欲の皮が張った素人投資家が千載一遇の好機と判断する場面では、ほぼ例外なく、有名な誰か(経済アナリスト、元プロディーラー、有名YouTuberなど)の相場推奨に乗る形だったり、すでに多くの人が買いを狙っていたり売りを狙っていたりする局面だったりします。

千載一遇の好機は、多くの人が気づく局面ではやってこないし、有名な人が何の得もないのに善意で情報発信するようなときにはやってこないのです。

「千載一遇の好機」とは、外からやってくるものではなくて、自分の中から生まれるものなのです。

重要なので、もう一度、書きます。

「千載一遇の好機」とは、外からやってくるものではなくて、自分の中から生まれるものなのです。

もう一度。

「千載一遇の好機」とは、外からやってくるものではなくて、自分の中から生まれるものなのです。

たとえば、私は8月下旬には豪ドル買いのチャンスと考え、豪ドル買い方向のポジションを持つことを考えていましたし、その後も実際に豪ドル買いで動いていました。

しかし、外から聞こえてくる声は、コロナ拡大により世界経済の先行きは暗い、エネルギー消費は低迷、豪ドルは利上げから最も遠い通貨、中国恒大破綻によりリーマン規模の経済危機、中国の煽りを受けて豪経済は沈下、などなどでした。

しかし今、豪ドルは買われ始めています。
それも、一時的な買いではない可能性が高いと判断しています。

つい数ヶ月前までエネルギー消費低迷などと言っていた人たちは、いまどこでどんなコメントをしているのでしょうか?

エネルギー価格の上昇に、逆の意味で危機感を感じている人が増えていますよね。

今でこそ、豪ドル買いが一部で話題になっているとは思いますが、8月の時点では、有名なアナリスト、元プロディーラ―などは、ほとんど誰も豪ドル買いとは言っていませんでした(たぶん)。

私はだれの話も聞かず、自分で判断をしました。

判断のためのゆるぎない土台となっているのは、やはり10の勝ちパターンです。
28通貨ペアの日足、週足、月足を毎日観察しています。
そこから、どの通貨がどんな状態なのかは、わかるようになります。
買いのチャンス、売りのチャンスも見えてきます。

しかし、千載一遇の好機ではありません。

千載一遇の好機とは、このチャンスを逃したら、二度と同じチャンスはやってこない、人生を賭けるべきチャンス、という意味です。
ある意味、そんなチャンスは一生やってきません。

しかし、自分で判断できる人にとっては、好機(チャンス)は永遠に、いつでも、自分のところにやってきます。

自分の家の前に川が流れていて、いつでも川の前に行けば、川上から果物や野菜やあるときは金塊の詰まった箱が流れてくるような感じです。
通り過ごしてしまっても、また流れてくるから大丈夫。

自分の中に判断基準があり、決断のための思考力があるからです。
そうなるために、10の勝ちパターンを学んでください。

勝ちパターンはたんなるサインではありません。

相場から永遠に利益を獲得し続けられる自分になるための、訓練と実践です。

千載一遇の好機ではありませんが、たとえば今回の豪ドル/NZドルの底で買うというようなこと、或いはユーロ/豪ドルを売るというようなこと、もしくはドル/円を買うというようなことが、勝ちパターンでは明確に判断できました。

特に豪ドル/NZドルは10年に一度のチャンスだと何度かお伝えしていた通りです。

これは千載一遇の好機ではありません。
待っていれば、10年に一度のチャンスはまたやってきますし、28通貨ペアあるので、実際には10年で28のチャンスということは、1年で2.8、つまり毎年2~3回の大きなチャンスがやってくるというわけです。

日足レベルの小さなチャンスを含めると、毎週チャンスだらけです。

見逃しても大丈夫、いつでもチャンスはやってくる、という余裕から資金管理ができるようになりますし(千載一遇の好機なら全部賭けないと損だと思いますよね?)、その同じ余裕から勇気をもってリスクを取りに行けるようになります。

外ではなくて、自分の中からチャンスを生んでいくのです。
10の勝ちパターンをまだ学んでいない方は、心からお勧めします。

ぜひ学んでください。

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