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日本人には手が出ない価格帯に!?

デベさんが訪問してくださいました


本日は不定期ですが、分譲マンション、戸建を手がけているデベロッパーさんが物件紹介のために事務所に来てくださいました。

チラシを担当者さんと2人で見ながら「激高ですよね。本当に(自分たちでは)手が出ない価格帯になってますね」と絶句しました。

全て新築案件なので、坪単価は中古物件に比べると高く、値段が手頃だな…と思うと平米数が全然小さいのです。

現場の本音ですが、どんな人が買っていくのだろうということで、お伝えできる範囲で書いていきます。

都心一等地の新築マンションー3億〜5億レジ
法人名義で現金購入された方がいたり、香港の方が投資目的で現金購入されたようです。
特にインバウンド需要がすごく、香港、台湾、中国本土、シンガポールの人が多いということです。また、日本人の居住目的で購入される方は少なく、法人名義で購入された方も代表者が日本人の苗字ではなかったようです。

デベロッパーさん情報

確かにお値段で考えてもローンで購入できる物件ではないし、いくらパワーカップルとはいえ、正直この価格でどんなファミリー層の方が買えるのか気になるところです。

本当のところどうなのか…

今年に入ってイーエム・ラボにご相談いただいた日本人の方を例にとると、やはり価格レンジとしては8,000万円〜1億円くらいまでの売却や購入のニーズが多いと思います。

2億円以上になると皆さま、外国籍の方という印象が正直なところ。

そして2億円でも港区、中央区、渋谷区になるとびっくりするほどのスペックの物件ではなく、”こんなものなのね”というのが正直な感想になってしまいます。

8月に開催されるインバウンド向けの同業者の集まりに招待いただいたのですが、業者さんも日本人ではない代表者の不動産会社が多数出席されるようです。

今後の不動産業界ですが、どこを買っても上がるという時代ではなく、より厳選して不動産を選んでいくのが大事だと思います。もちろん良い物件はそもそもハードルが高いので、高属性の方や現金一括で買える方が有利となります。

お客さまの「ニーズ」をヒアリングした上で不動産に精通するプロとして更なる付加価値を提供していかないといけないと改めて思いました。

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