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事前読み合わせを行う不動産会社です

事前読み合わせはご希望の場所で

本日はお客さまのご自宅がある広尾へ行ってきました。
雨が降っていたので、少し早めに出て濡れた髪やカバンを拭いて、玄関エントランスでお約束の時間になるのを待っていました。
ご年配の女性が「空いてるからお入りなさい、濡れてしまうわよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて中で待たせていただくことに。

その後、年配の男性の方が「ここは寒いから中でお待ちになったら」と声をかけてくれました。広尾の人たちはやはり気持ちの余裕が段違いです。

お部屋に入るとお客さまがタオルを持って待ち構えてくれました。
「これ使ってくださいね」という気遣いが嬉しいです。

当初は1時間のお約束だったのですが、1時間半は大丈夫ですと言っていただけたので、ローンの事前審査も一緒に進めることにしました。

1時間しかないと思っていたので、喋る内容、お見せする書類の順番はしっかり並べていましたが、途中で忘れてしまいました(なんでやねん!わたし。。)

事前の読み合わせで大事なこと

事前の読み合わせで大事なことは「やっぱり辞めます」という要因をいかに事前にお伝えして、理解していただいた上で契約に臨んでもらうかということ。

今回のマンションでいうと10年後には一時的に修繕積立金がマイナスになってしまうという懸念点がありました。

そんなときは一時徴収金が出る可能性があるということと将来的に修繕積立金が上がる可能性があることをお伝えします。一時徴収金については足りない分を世帯数で割った金額は最低でもご準備いただきたい、管理組合で借入を行う等の結果になったら資産価値にも影響が出る可能性があることを説明しました。

後は下記の資料をプリントアウトして事前に伝えました。
・諸費用明細書
固定資産税や管理費の精算金の数字が固まっているので最新のものに直しました
・契約書一式
テンポ良く抑揚つけて、説明していきます。特に特約は1つずつ確認します
・案内状
場所と時間と当日の流れを説明します
・りそな銀行の事前申し込み
Webで一緒に画面を見ながら(マニュアル持参)操作します
・検査結果報告書
アスベストの調査結果を写真でご説明(不検出でした)
・関係証明書
年間の固定資産税を確認してもらうために渡します
・修繕積立金と大規模修繕の計画書
金額が変わったことを伝えるため
・一般媒介契約書
弊社の仕事内容をご説明して、いついくら支払ってもらうかを確認する
・壁芯内芯の図形
図を見せるのが一番わかりやすいので
・管理規約
管理状況報告書にまとめて管理状況をお伝えする
・ハザードマップ と危険ランク
行政の作成したパンフレットを見せながら確認する

こんなふうに付属書類でも大事なものは1つずつマーカーを入れながらお客様にお見せしています。

これがドタキャン、直前キャンセル、前日のごめんなさいを起こさない防御策だと思っています。

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