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【第4回】出世する企業人のための正しい努力10選

出世に関する正しい努力も4回目となりました。
上昇志向があるが、なかなか結果に結びつかないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
出世は一定の時間がかかるもの。
自分もやはり能力を認められない内は管理職になれませんでした。
逆にいうと、実績を積み重ねることで、ちゃんと出世の道は開きます。

今回はその辺りに触れたいと思います。

実績を作れ

出世するにせよ、企業人として生きていくためには、ただ毎日職場に通っていればいいというものではないのは十分ご承知だと思います。

特に、テレワークや働き方改革の推進の裏には、ただ快適な環境(自分の家やホテルの室内など)で仕事をして、早く帰って自分ののんびりできる時間を増やしていくという労働者にとって好都合な事ばかりではありません。

本質を見極める必要があります。

仕事は「納期」と「品質」は最低限のセットです。
例えば、これまで上司にお尻を叩かれて納期をキープしてきた人は、自分をコントロールして、マネジメントする必要があります。

また、残業ができないということは、これまで10時間でやっていた仕事を8時間でやる必要があります。

かといって、突発的な事故やトラブルに対応しなくていいという事ではありません。
もしかしたら、職場のメンバーの1人が病気になってしまい、出勤できないという事もあるかもしれないのです。

その辺りのことを考えると、倍速で仕事をして、結果を出す必要があるのです。

これをチャンスと捉えて、バシバシ実績を作っていきましょう。

戦略無くして、実績なし

皆さんの仕事には戦略はあるでしょうか。

戦略とは、特定の目的達成のために、総合的な調整を通じて力と資源を効果的に運用する技術・理論である。(Wikipedia)

まず計画を作りましょう。

計画なら作っているとおっしゃる方もいるでしょう。
企業によっては、その計画をプレゼンし承認を得て進めていると思います。

しかし、その計画はちゃんと進捗管理できるようになっているでしょうか。

結論から言いますと、PDCA回していきましょう。

ざっくりではなく、徹底的にです。

要するに、PDCA中のPDばかりで終わっていないかということです。

仕事を進めていくと、新たな企画や案にすぐ飛びつきがちで、さらに経営陣からも色々アイデアが出てきて、結局PlanとDoばかりやって、その後の検証や行動、修正、調整が全くされないまま次のアイデア、次の企画ばかりに忙殺されていないでしょうか。

PDCAサイクル出来てる?

PDCAサイクルは古いという意見もありますが、私は基本中の基本だと思っています。


「戦略」の意味にもありますが、総合的な調整を通じて力と資源を配分する必要があるのです。

結果を出すためには、全てに注力は出来ません。

そうでなくてもあなたは忙しいのですから。

なので、面倒でもまず一旦Action、Adjust(改善・調整)までやり切って、改善・調整を行う必要があるのです。

不必要なことならば、切り捨てても構わないのです。

実績を作ることによって、成功体験が得られる。

成果が出始めると、成功体験が得られます。

あなたの進む道は、他の人と同じ道ではありません。

綺麗な舗装された道を、キレイなタイヤと華麗な車体で走るのではないのです。

悪天候の山道で舗装もされてない道を走るのです。
多少の失敗や恥は、泥道で砂利や石、何かの死骸も落ちているかもしれないような道を歩むが如く当たり前のことです。
そして、かっこいい車ではない、オンボロの車でエンジンをフル回転させて突っ走るのです。

しかし、ただ走ってはいけません。

ちゃんと改善していきましょう。

そして、びっくりするくらいの実績を作りましょう。

まとめ

色々書きましたが、実績は出世するために必要です。

そして最後にコツですが、ちゃんと実績(成果)を出した時にはアピールしなければいけません。

これは自分がいなければ出せなかった成果だと、上司に認めさせなければなりません。

これが中々難しい。

そのためには、上司と頻繁にコミュニケーションを取り、教えを乞うような聞き方を織り込むのがコツです。

「今このプロジェクトに取り組んでいるんですが、ちょっとここでつまずいていまして、アドバイスもらえますか?」

「〇〇さん、結構頑張っているのです。もう一歩力を出させるために、工夫すべき点があれば教えてください。」

これで、『進捗報告』と『上司を立てる』ということと、『自分の成果のアピール』も一挙にできます。
自分のメンバーの事も織り交ぜれば、人材育成や教育にも熱心だと思わせることができます。

PDCAを使いつつ、基本となる報連相を織り込んで上手く自己アピールしてみてください。

ミーティング




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