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都心に通勤圏内の場所でも空き家だらけ

最初に少しお堅い話。

統計的な視点での空き家の現状。

「住宅・土地統計調査」(総務省)によると、平成30年(2018年)10月現在における住宅の空き家率は13.6%(約848万戸)となっています。

これは日本全国の住宅の約7戸に1戸が空き家であるということを意味します。

この記事を執筆しているのは2022年5月ですので、統計から約4年経っており、現在はさらに増加していることが確実視されています。

ある民間予測によりますと、今後数年以内に全国の空き家は1000万個に達するとも言われていおり、いかに空き家が日本にとって重大な問題であるかが分かるでしょう。

さて、これからは私の肌感覚です。

世の中、空き家だらけ(笑)

都心でも空き家はありますし、都心から少し離れたところ(といっても全然通勤圏内)では、石を投げれば空き家に当たるといっても過言ではありません。

「ここも空き家だ」

「え、ここも?」

「また空き家だ」

「空き家ばっかりじゃん!」

埼玉県のとある地域を歩いた時、私はこんな感じです(笑)

都心から通勤圏内の地方ですらそのような状況なのですから、もっと田舎に行くと、更に悲惨な状況であることは想像に難くないです。

原因は、人口減少、少子高齢化、東京一極集中などでしょう。

もちろん、私ごときの力ではどうにもならない問題です(笑)

ただ、地方はこうあるべきではないのかという持論はあります。

それは、積極的に外からの人間やビジネスを誘致していくということです。

過疎化する町がいつまでも村社会だけの思考で、外部からの受け入れを拒絶していては、いずれ経済活動が消滅し、生活が立ちいかなくなることでしょう。

(残念ながら、外部のものを拒絶する人は少なくないと思います)

無論、外部からの受け入れが良いことばかりでないことは分かります。

外部の人間やビジネスが入ってくると、多少なりともハレーションは起こります。

ただ、「それ以外に何か現実的な解決策はあるの?」とも思うのです。

地方の再創造というと大げさですし、「なんでお前がそんなこと考えるんだよ」と言われそうですが、我々の世代では考えざるを得ないのではないでしょうか。

それくらい、危機感をもっています。

焦っているとも言えます。

おそらく、私と同じように、空き家だらけのエリアを沢山目の当たりにして、そしてそれが意外と都心からそう遠くないことを実感すれば、誰だって危機感を持つと思います。

「もうここまで身近な問題なの!?」

これが、私の個人的な視点から見た、空き家の現状です。

つまり、私たちの資産が猛烈な勢いで下落し、どんどん衰退する町で寂しく暮らす将来が嫌なのです。

まだ自分でも上手く言語化できていませんが、こんな感覚です(笑)

以上、空き家の現状を自分の視点で語ってみました。

それでは!

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