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WEEKLY OCHIAIまとめノート:2020/5/13 「パラダイムシフトの”新世界史”」

(この記事は、2020/5/15に書いた文章を加筆修正し移行したものです。)

今週のWEEKLY OCHIAIのまとめノートです。

元動画はこちら。

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<メモと感想>

・宮田先生がいなかった!!ショック!!来週はお会いできるだろうか!!

・これまでのWEEKLY OCHIAIは、コロナショックによって「社会は抜本的に変わるだろう」といった論調だったのに対し、今回は一転して「ゆうてもさほど変わらんやろ」というやや冷静な(悲観的な?)見方だった。

・社会変容を起こしてきたパンデミック(14世紀のペストとか、16世紀の天然痘・はしか・インフルエンザなど)の死亡率と比較すると、コロナ自体の死亡率はさほど高くない。スペイン風邪同様、もしかしたら社会変容は起きないかもしれない。 一方で、経済へのダメージは未知数だし、二次災害的に亡くなる方も残念ながら出てくるだろう。コロナが人間にどれだけの痛みを与えるかによって、社会が大きく変化するかどうかが変わってくる。

・たぶん、人間は本質は変わらない。ただし、人間の本質が変わらないから社会も変わらない、というわけではないんだろう。実際、ツール(道具)は発展するし、ツールが発展すれば社会や行動様式も変わっていく。

・本郷先生が「文系の価値」についておっしゃっていたのが個人的に印象的だった。

コロナショックで(一時的とはいえ)生活がガラッと変化したことにより、「そもそも人間ってなんのために生きているんだっけ?」「人間って長生きすれば幸せになれるの?」という疑問が浮かんでくる。そういった時に初めて文系専門家(哲学だったり、文学だったり、人文学だったり、歴史学だったり)の価値が出てくる。

・コロナによるエゴイスティックなナショナリズムの強化の危険性。ナショナリズム自体が悪いものではないのだろうけれど、確実に影響は与えるだろう。

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