不妊治療ヒストリー25 ~体外受精の事前打ち合わせ~
通院している病院では、体外受精を受ける前に必ず医師と打ち合わせをするようになっているらしい。
初めに体外受精についてのDVDを見た後、体外受精をどう進めていくかを先生と打ち合わせするという流れだった。
DVD、ひたすら眠かった…笑
少々眠気を引きずったまま打ち合わせにうつる。
この前受けたTSH(甲状腺ホルモン)の値は、問題ないとのこと。ひとまずホッとした。
次に体外受精時に「振りかけ法」「顕微授精」「レスキュー顕微授精」のどれにするかを先生と夫婦で決めていった。
「振りかけ法」や「レスキュー顕微授精」でも悪くはないが、採卵して時間が経てば経つほど卵子の寿命が来てしまうらしい…。時間との勝負となるので、先生としては夫のおたまじゃくしと私のAMHの数値から、顕微授精がベストなのでは?とのこと。特に私の場合自然周期で採卵すると1個か2個になる可能性が高いので、少しでもフレッシュな状態の時におたまじゃくしと出会わせた方がいいらしい。お金はかかるが、自分が後悔することのないようにしたいのと確率が少しでも上がるのであれば…と思い顕微授精を選択した。
そして顕微授精した卵子を3日目の胚で戻すかどうかを聞かれた。
体外受精の中で、これが一番やってほしい事だった。
胚盤胞へ行き着く卵子の確率はかなり低いと聞いたし、初期の段階で「卵子にとって、培養よりも遥かに環境がいい」母体へ戻す方が着床の確率は上がるのでは?と思っていた。もし次の採卵で1つしか卵が取れなかった場合、胚盤胞にまで育つのを待つのはリスキーな気がする。先生も3日目に戻す方がいいかもしれないと言ってくれ、めでたく(?)3日目の胚を移植することに決まった。
大方のことが決まった後は不明点を質問し、打ち合わせが終了した。
患者さんが多いのにちゃんと希望を聞いてくれることが嬉しかったな。
次回は黄体ホルモンの検査で通院予定。
採血がんばるぞ!
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