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不妊治療ヒストリー30 ~採卵準備~

予告通り生理が来たので、D2で受診してきた。

内診を終えるとクロミッドが処方され、D3から飲むように指示を受ける。
次の受診はD8で、そこからは2日おきにホルモン注射を投与するとのこと。

あの激痛筋肉注射を再び味わうとは…正直嫌で嫌で仕方ないが、採卵のためと思い頑張ることにした。

ちなみに前回受けた採血の結果だったが、感染症と血糖に異常はなかったとのことだった。血糖に異常がないという結果にちょっとホッとした。
というのも、前の病院で採血直前にウィ〇ーインゼリーをうっかり食べてしまうという失態をやらかしたので、本当に異常がないのか分からずじまいだったから。その節はすみませんでした…(小声)


D3からクロミッドを飲む。
夕食後と書いてあったが、つい忘れそうになり寝る前に慌てて飲むことも。
「奥様、お薬の時間ですよお知らせタイマー」みたいなものをセットしておけばいいんだろうなあ。

そんなこんなでD8を迎えた。
あの超痛ったい筋肉注射を2日おきにしないといけないのかと思うと心身ともにやさぐれたが、ご褒美に何かおいしいもの食べるということでやる気を出した。

最初に採血をされ、いつものとおり内診を受けると先生から衝撃の一言が。

「うん。サージも上がってきているし、卵子のサイズも丁度いいよ。
 この状態なら明後日採卵がいいけど都合はどうかな?」

はい?明後日?
えらい急な話ですな。

とはいえ、嫌なことはさっさと済ませたい。
「大丈夫です!夫にも伝えておきます」と先生に伝えた。
それじゃ明後日ね~と優しく見送られ、看護師さんから薬と当日までおよび当日にすることについて説明を受けた。

<薬について>
 ・クロミッドは今日まで服用。
 ・ブレセリン(点鼻薬)を23時と24時に投与。

<当日および当日までにすること>
 ・点鼻前と点鼻薬を投与した次の日の2回目の採尿をする。
 ・同意書に夫婦の署名・捺印をしてくる。
 ・当日の0時から絶飲絶食。
 ・ナプキンを準備する。
 ・当日は出発直前に坐薬を入れること。

一通り説明を終えると、採卵は静脈麻酔にするか局所麻酔にするかを聞かれた。恐怖心を全く感じないのは静脈麻酔の方だけれど、前回次の日までヨレヨレだったのを思い出し、局所麻酔を希望した。お値段も静脈麻酔より安かったしね…


地獄の筋肉注射を幸いにも逃れたが、今日することもなかなか盛り沢山だ。
急いで夫に連絡し、帰宅後同意書に署名・捺印をお願いした。
夕食後お風呂もマッハで入り、点鼻薬タイムを待った。
点鼻薬は投与する時間を間違えると採卵自体中止になってしまうらしい。が、よりによって2回目の投与前に強烈な睡魔が襲ってきた。夫はすでに寝ていたので、YouTubeをイヤホンで聴きながら友人とLINEをして眠気をこらえた。

何とか24時の分の点鼻を終え、布団に潜り込む。

明日無事に終わりますようにと祈りながら眠りについた。

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