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不妊治療ヒストリー36 ~3回目採卵日当日~

なんか、もう、色々きつかった…

今回は私たち夫婦だけの採卵だったらしい。
前回と違う先生が担当だった。(診察時には何回か会ってるけど)
最初に内診をしたところ、卵はやはり2個。あとは小さいのがちらほら見えるかな、といった具合。

前回と先生が違うならあの激しい消毒は多少マイルドになるのでは?
と淡い期待を抱いた。

その期待は見事に裏切られる。
やっぱり痛い!しかも何度もゴリゴリするからそのたびにうめき声をあげる。
手に汗がにじんでるし。この時点ですでに半泣き状態…

準備が終わったので採卵へ。

最初に右側へ局所麻酔を打たれたが、ものすごく痛い。
え、前回は少しチクッとした程度だったよね?

採卵中も痛かった。
卵が大きいのか、この日のコンディションがあまり良くなかったのか。
看護師さんに励まされて、なんとか耐える。

左側にも麻酔を打っていたが、どう考えても2回は針を刺された気がする。
というか左には卵がないんだったら採卵しなくていいのに…と思っていたら、先生から「ほかにとれそうな卵がないかスタッフさんに診てもらいますね」という一言が。
それらしいものがあったのか、吸い取っている様子。
痛くてたまらない。

採卵が終わり、またもや消毒へ。
感染症予防とはいえ、採卵でボロボロの精神状態のところに再度ゴリゴリされて気力をごそっと持っていかれた気分になる。


1時間ほど回復室で横になった後、結果を聞いた。

「1個」

あれだけ痛い思いをしたのに、たった1個。
つい1時間ほど前には2個だと言われていたのに。大きさも同じくらいだったのに。
先生曰く「もうひとつは使えない状態だった」とのこと。

あんなに痛くてつらい思いもしたのに。
大きさがよくても使えない卵があるなんて。
空胞だったのか、ものすごく質の悪い卵だったのか。

受精・凍結結果は6/26に聞きに行くことにした。
どうか無事に凍結までいっていますように!

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