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不妊治療ヒストリー番外編 ~乳がん検診~

満を持して迎えた3月。
いざゆかん、移植へ!

の前に…
「痛かったらヤダな」と延ばし延ばししていた乳がん検診。でも何か見つかるなら早いうちがいいよな、と意を決して受診した。

以前不妊治療で通っていた病院で乳がん検診をしていたので、勝手知ったるなんとやらで予約。触診&超音波+マンモグラフィかと思っていたら、年齢的には触診&超音波のみでOKとのこと。涙目になって痛みに耐える未来は回避できたのでよかった。

ほぼ1年ぶりに病院へお邪魔したが、院内がコロナ対策仕様に様変わりしていた。入口で消毒・検温しないと受付へ行けないという関所が設けられていたり、前はなかった再診用の受付機が設置されていた。

産婦人科も併設しているので、妊婦さんや赤ちゃん連れのお母さんたちで待合室はほぼ埋まっていた。受付を済ませ席に座ると、隣に1か月くらい?の赤ちゃんを抱っこしたお母さんが座った。

「赤ちゃんってこんなに小さかったかな…かわいいな」と思いながらついじっと見ていたら、不審な視線を感じ取ったのか赤ちゃんが泣きだしてしまった…!怖がらせてごめんよ。そしてお母さん、仕事を増やしてしまってごめんなさい…!

渡された問診票の記入を終えて程なくすると、乳がん検診の部屋へ案内された。ウナギの寝床みたいな狭い部屋(失礼)に医師と看護師が1人ずつ。上半身裸になり診察台へ寝るよう促された。

触診でしこりを確認した後、熱いのか冷たいのかよく分からないジェルを胸から脇に塗られエコーで入念に診ていく。過去何回か受けているが、どうにもくすぐったくて仕方ない。脇の部分なんて何の拷問だろうと思うくらいくすぐったい。もうやめてくれ。
笑いたいのを堪えた私はきっと変な顔になっていただろう。マスクを着けていて良かった。ありがとう、マスク!

結果、水が溜まっているがしこりも影もないとのこと。

良かった!
水が溜まるのは母乳が溜まるのと同じ原理で、心配することではないらしい。

帰りがけに先生から自分のエコー写真を渡された。ああ、このエコー写真が赤ちゃんのエコーだったら良かったなあ…なんて思いながらカバンへしまう。

健康保険適用だったらしく、お財布もそんなに痛まずに済んだ。やった!
お会計を済ませ、夫へ異常がなかったことをメールで報告した。

思いつく検診はすべて終えた。
これで心置きなく移植へ臨める。

やるぞ!


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