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分科会⑥ヒューマンライブラリーを知ろう~地域がつながる方法を学ぶ~

「かながわユースフォーラム2023」開催に向け、もっと地域を知っていこう!ということで、2名のゲストスピーカーの方にお越しいただきました✨
今回は第一弾として、ヒューマンライブラリーについてお話を頂いた際の様子をお届けします。

◯地域がつながる方法を学ぶ(ヒューマンライブラリー)
4月17日に、東京ヒューマンライブラリー協会代表の坪井健先生(駒澤大学名誉教授)にお越しいただきました。「ヒューマンライブラリーを介した人をつなぐ仕組み」についてのお話をいただくことができました。

【ヒューマンライブラリーとは何か】
ヒューマンライブラリーというのは、生きた人間を本として貸し出す催しのことを指します。マイノリティの人たちが語り手として ”本” となり、参加者が”読者”となってお話を聞くことでマイノリティの方々への偏見をなくそうということを目的としているそうです。

【お話をきいて】
ヒューマンライブラリーがもたらす効果が非常に高く、社会における偏見や差別をなくすためにも、とても良いイベントであるということが理解できた。様々な人との交流を通して、新たな価値観を得たり、関係を構築できることが特に大きなメリットであると感じた。
〈人間科学部3年I.Kさん〉
今回坪井先生にお話を伺い「ヒューマンライブラリー」について知る契機となった。多種多様な人と交流する際に、その人「自身」についての深く踏み入れることが難しい話がある。けれども、「ヒューマンライブラリー」は本と読書という関係であり、壁がなくその人の「ありのまま」を表現でき、受け入れてくれる場だと感じた。本来の意味は、マイノリティが語れる場である。しかしながら、社会の一人一人が違う人生を歩み、それぞれが何かしらの生きづらさを抱えていると思われる。「ヒューマンライブラリー」を通じて、誰もが「自分自身」を語れ、他者理解につながればより良いのではと考えた。
〈人間科学部3年U.Sさん〉

学生ライター 人間科学部3年 中田千雅
齊藤ゆか、寺嶋正尚

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