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予想以上に泣ける漫画どうぶつの国


泣ける漫画。
そう、映画や小説、アニメだけでなく漫画でもめちゃくちゃ泣いたことがあります。

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SlAm DUNK、ONE PIECE、四月は君の嘘など数々の漫画で涙を流してきました。

そんな漫画の中からこれは泣いたなという漫画を紹介しましょう。ネタバレはしていないのでご心配なく。

今回紹介するのはどうぶつの国です。
この漫画を描いたのは、「金色のガッシュ!!」で有名な雷句誠さんです。

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ストーリー

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主人公はタロウザという男の人間です。
この物語は数人の人間以外すべて絶滅し、残った人間はすべての動物と唯一喋れることができます。
タロウザと対立する人間や、動物も出てきます。
そこでこのタロウザがリーダーとなってどうぶつ同士で争わない世界を目指すというのが大まかなストーリーになります。

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この漫画でなぜ泣いてしまうか


この物語は、弱肉強食の世界の悲しさを描いています。
主人公を育てたモノコというタヌキには既に両親が山猫に食い殺されています。
でも肉食動物は、他の動物の肉をたべないと死んでしまいます。
そんな動物の世界の不条理は、現在もこの地球で成立しています。

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しかし、この弱肉強食で食われる立場が私達人間だったら。
両親が目の前でサメやクマに殺されたことを受け入れられるでしょうか。
そんな世界で当たり前のように過ごしていけるでしょうか。

一話一話読む際に、何かと考えさせられ涙を浮かべました。

私が一番泣けた理由


この漫画は、他の人(動物)に支えられる優しさを絶妙に描いてる点でした。
タロウザが拾われたときは、まだ赤ちゃんの状態でした。そんな状態でタロウザ1人では自然界で生きていくことはできません。

人間のタロウザが生きるには、牛の乳をもらわなければならない。
人間のタロウザが育つには、タヌキのモノコの助けが必要。

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そんなタロウザも成長すると、

牛がいつでも草を食べられる干し草を作る
村の動物が野菜を食べれるように畑を作る
コトバの通じない他の動物同士の間をもって、協力関係にする

とお互いに助け合う生活を送っているのが絶妙に描かれています。

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これは私たち人間社会でも日々行われてはいるんです。ただ、それを感じにくくもなっているのです。
その忘れている、感じなくなっている助け合う優しさをこの漫画は教えてくれました。

最終巻まで、「タロウザはモノコに育てられて良かったなぁ」と感じながら涙を流しました。

まとめ

この漫画を読むと温かい涙を流せると思います。
私はモノコの優しさに何度も涙しました。

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泣きたい漫画を求めている方は、この漫画を思い出してみてはいかがでしょうか。

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