先輩たちは何を研究してきた?(2)-2023年度卒業論文タイトル(日本文化学科教員担当)
日本文化学科、国際文化交流学科では「卒業研究」をとることは任意になっています。希望して履修し、就活などと両立させながら、学生たちが成し遂げた研究は貴重であるように思います。
ここでは日本文化学科教員担当の卒業論文タイトルを紹介します。国際日本学部のゼミナール・卒業研究は学科を超えて、教員を選んでとることができるので、日本文化学科以外の学生の卒論タイトルも含まれています。
新しい学力観と高校入試ー国語科の入試問題の分析からー
高等学校国語科の読むことにおける「転移」の学習
「相方」における意味・用法の変化について -コーパス分析と類義語比較を中心に-
接尾辞「めく」「じみる」「がかる」の上接語となる名詞の多角的な分析ー中納言コーパスによるー
マンガとことばーフォントと吹き出しからの表現考察ー
主体的・対話的で深い学びを実現するための語彙学習
日本三大和歌集における「にほふ」の変遷
マニュアル敬語に対する大学生の意識 ― 大学生へのアンケート調査から ―
形容詞の意味変化についての一考察—「凄い」に注目して—
擬人化表現の分析 ~江戸時代の擬人化作品(浮世絵)や 現代のアニメ・マンガから~
「スーパー戦隊」のヒーロー像 ― 番組オープニングテーマ曲の歌詞における表象 ―
終末世界からみた『少女終末旅行』—現代のマンガ作品との比較—
細田守は如何に語られているのか —細田守の研究・批評言説の分析―
演劇における「異化」と「同化」のメカニズム ─ブレヒト劇と能の比較を通して─
少女たちの物語は何故惹かれるのか -美しく、特別故に心動かし、「匂って」?-
行為の目的とその対価 ―『魔法少女まどか☆マギカ』の世界から―
『雨月物語』 巻之四「蛇性の婬」における豊雄と真女児 - 会話と情景による世界観を捉えて-
異類と人間の物語がもつ魅力とは - 『玉水物語』における玉水と姫君を中心に -
『平家物語』における運命観 - 武士の直面した運命を巡って -
伊藤整と恋愛・結婚 - キリ子もの連作を中心に -
変身に求めた救い-中島敦「山月記」-
多和田葉子の描く言葉の射程 -「献灯使」を中心に-
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