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2022多文化共生ゼミがブックガイドを作成しました!

国際日本学部の2022多文化共生ゼミ(熊谷謙介先生担当)では、この一年間、授業以外にも文化祭でのみなとみらい多文化mapの作成や展示など、さまざま活動を続けてきました。

その中で、自分たちが多文化共生のさまざまな領域のことについて調べていくうちに、「多文化共生を知りたい、けどよく分からない…」という学生や一般のひとを対象に、ブックガイドを作ろう!という話になりました。

それがこのたび完成しました! 下のページへ行くと、14冊の本の紹介のリンクがあります。

国籍や外国人について
・下地ローレンス吉孝『「ハーフ」ってなんだろう?-あなたと考えたいイメ-ジと現実』平凡社、2021年。(川井 瑞穂)
・ヤン・テフン『僕は在日「新」一世』平凡社新書、2007年。(田中 君治)
・久保田登輝子『留学生たちの母国とニッポン』工作舎、2021年。(西 絢大)
・室橋裕和『日本の異国-在日外国人の知られざる日常』晶文社、2019年。(林 結愛)

言語教育について
・河原 俊昭・山本 忠行編『多言語社会がやってきたー世界の言語政策Q&A』くろしお出版、2014年。(髙久 真衣)

ジェンダー・性について
・佐藤文香・監修 一橋大学社会学部佐藤文香ゼミ生一同『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』明石書店、2019年。(市村 理奈)

人種差別について
・タハール・ベン・ジェルーン『娘に語る人種差別』(新版)松葉祥一訳、青土社、2017年。(飯田 優海)
・ティファニー・ジュエル『人種差別をしない・させないための20のレッスン』きくちゆみこ訳、安田菜津紀解説、DU BOOKS、2022年。(生稲 杏夕)

ホスピタリティ・交流について
・福島文二郎『9割がバイトでも最高の感動が生まれる ディズニーのホスピタリティ』中経出版、2011年。(松井 陽菜)
・佐々木良昭『ハラルマーケット最前線』実業之日本社、2014年。(神保 昌芳)
・マーヴィン・ハリス『食と文化の謎』板橋作美訳、岩波現代文庫、2001年。(鈴木 翔太)

沖縄・アイヌについて
・金城明美『つるちゃん おきなわ・メッセージ』中村ヒューバー ケン 和恵訳、沖縄タイムス社、2007年。(古屋 菜々美)
・中川裕『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』集英社新書、2019年。(坂下 健太)

社会の中の障害(バリア)について
・渡正『障害者スポーツの臨界点 - 車椅子バスケットボールの日常的実践から』新評論、2012年。(秋山 陽菜)

14人のゼミ生が1冊ずつ選び、本を読むのが苦手だと思っている人にもとっつきやすい本から、これは欠かせない!という本まで、移住者からジェンダー、マイノリティの問題まで、さまざまな切り口で紹介しています。ぜひ春休みの読書の参考にしてください! 


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