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神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科「学生の声」

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神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科に在籍する学生たちの情報をまとめたキュレーションマガジン「学生の声」です。 学問、将来の夢、そして、日常の楽しみや趣味——日本文化学科の学… もっと読む
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自分から学び取りに行けば、大学の授業は圧倒的に楽しくなります(神奈川大 日本文化学科 2年生 Sさん)

神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科で学んでいるSさん(2年生)に、日本文化学科での授業をテーマにインタビューしました。 Q:日本文化学科に進学した理由は? A:私がこの学科に進学した理由は、日本の文学や思想、茶道・花道や浮世絵など伝統的な日本文化、そして、現代演劇やアニメなどの現代の身近な文化に至るまで幅広い「日本文化」に興味があったからです。 Q:実際に授業を受けて、どう感じていますか? A:学科では、文学・浮世絵・思想・現代文化と幅広く学ぶことができます。国際

全国アマ将棋レーティング選手権優勝報告と、学生生活

はじめまして、日本文化学科3年の家入嶺馬です。 本記事では、昨年5月に出場した将棋大会「第44回全国アマ将棋レーティング選手権」の模様を振り返るとともに、学生生活における部活動との向き合い方について、私見をまとめてみました。拙文ではございますが、どうか最後までお付き合いください。 将棋大会の活動報告、というかエッセイ? まずは将棋大会の概要や、出場への流れについて、簡単にご説明します。一口に大会と言っても、道場や教室が主催している小規模な大会から、日本将棋連盟や企業が主

前田夕暮生誕140周年記念・第36回夕暮祭短歌大会にて佳作を頂きました

 みなさん、こんにちは。国際日本学部日本文化学科4年生、松本ゼミ(松本和也教授)所属の來村尚紀と申します。  私事で恐縮ですが、先日、神奈川県秦野市主催の前田夕暮生誕140周年記念・第36回夕暮祭短歌大会の公募に参加し、総計1753首の中から佳作(20首)に選んで頂きました! 今日は、そのご報告と、短歌づくりの際に役立った大学での学びについて書きます。  普段から、短歌を読むのは好きで俵万智などの短歌に触れてはいましたが、短歌をつくるというのは初めてでした。5・7・5・7

日本文化学科・学生体験談-オープンキャンパス特別イベント

 本記事では、2023年7月16日(日)に開催したオープンキャンパスでの日本文化学科の学科紹介(学生体験談)をお届けします。   当日は3人の日本文化学科の学生が登壇し、三つのテーマで体験談を語りました。一つは日本文化学科での学びについて、一つは資格教育課程での学びについて、そしてもう一つはキャンパス外での学びについてです。  プレゼンテーションの内容を原稿に書き起こしましたので、参加できなかった方、「神大の日本文化学科って何ができるの?」といった素朴な疑問をお持ちの方など、

日本文化学科での〈学び〉と〈実践〉

 うだるような暑さのなか、空調の効いた「みなとみらいキャンパス」の各教室を会場に、恒例のオープンキャンパスが、7月16日の日曜日に開催されました。  2023年の今年、ようやく完成年度を迎えた「日本文化学科」では、学科独自の企画を立ち上げ、4名の学生による、それぞれの〈学び〉の成果を、会場を訪れた、数多くの受験生や父母の前で、披露してもらいました。  当日の実施内容は、大きく二つに分かれ、最初に「本日の記念イベントの趣旨」として、「日本文化学科」が開設されるまでの、神奈川大学

「日本の食文化」の課外フィールドワークを実施しました

 日本の食文化の特質と多様性を学ぶ「日本の食文化」(小林毅先生)では、開港以降の横浜の食を中心とする文化の歩みをたどる課外フィールドワークを実施しました。フィールドワークのコースは、ランチに山下町にあるホテルニューグランドで同ホテル発祥のナポリタンを食べるコースと、中華街の老舗料理店で中華街発祥のサンマーメンを食べるコースの2コースで、いずれもランチの後、元町商店街や山手地区の旧外国人居留地に点在するさまざまな食の足跡と横浜に残る異文化交流の痕跡を訪ねました。 (9月7日=

日本文化学科の学生が、ジャズ喫茶「ちぐさ」について記事(『毎日新聞』神奈川県版)を執筆しました

私が執筆した記事を、『毎日新聞』の神奈川県版(2022年6月10日・朝刊)に掲載していただきました。 現在、私は「みなとみらいマスコミ研究会」というサークルに所属しており、記事はその活動の一環として書いたものです。 記事では、現存する日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」がジャズミュージアムとして再建されるために一時閉店するというニュースを報じています。「ちぐさ」の運営に携わるお二方の取材に基づき、お二人の談話を織り交ぜながら、記事を執筆しました。 「ちぐさ」というジャズ喫茶の

国際日本学部の特色のある授業紹介~日本文化学科の授業:日本文化演習A

 日本文化学科の専攻科目である「日本伝統文化演習A」には、日本の伝統文化を学ぶことはもとより、実際に体験する実習も組み込まれています。この授業が開講された前期では、感染対策を徹底した上で、6月28日に「華道」の実習を、7月12日には「茶道」の実習を行いました。  「華道」実習では、日常では知る機会の少ない華道について、華道「桂古流」の副家元である新藤白龍先生に、二回に分けて教えていただきました。  第一回では、華道が生まれてから今に至るまでの歴史の流れを学ぶとともに、「華道

「FYS」で横浜能楽堂を見学しました!~日本文化学科の授業紹介

 神奈川大学では、初年度前期に必修科目として「FYS」という授業を行っています。授業内容としては、大学生活で必須となるレポートの書き方やパワーポイントの作り方、プレゼンテーションの実演などを行っています。高校生の科目に置き換えると、「総合」の授業に近いかと思います。  「FYS」での授業内容は学科によって異なる部分もあります。今回、日本文化学科では「横浜能楽堂」の見学を行いました。  横浜能楽堂に着くと、まずは能舞台を正面に見る観客席に座らせていただきました。そこで、舞台や

国語科教員を目指して〜授業、サークル、ボランティア(神奈川大学 日本文化学科 1年生 Kさん)

神奈川大学 国際日本学部 日本文化学科では中学・高等学校の国語科教員の免許が取得できます。Kさん(1年生)は、将来、国語科教員になることを目指して、日々色々なことに取り組んでいます。 今回は、Kさんに日本文化学科での学びや、課外活動についてインタビューしました。 Q:日本文化学科に進学した理由は? A:小学校に入学する頃から剣道や囲碁を習い始めたことがきっかけで、伝統的な日本文化に関わるものに比較的触れて育ったこともあり、日本文化全般を学んでみたいと思っていました。また、

国際日本学部の特色のある授業紹介〜日本文化学科の授業:「日本文学概論B」で神奈川近代文学館の見学を行いました!

神奈川大学 日本文化学科の授業には、校外での見学やフィールドワークが設定されているものが複数あります。 今回は、日本文学に関する授業で行われた文学館見学について、学生からの報告が寄せられましたので、みなさまにお届けします—— 神奈川近代文学館見学のレポート「日本文学概論B」では、10 月 9 日(土)に、神奈川近代文学館での校外授業(見学)が行われました。 事前に、授業のゲストとして学芸員の方に、神奈川近代文学館についてのレクチャーを受けてから、特別展『樋口一葉展―わが詩

神奈川大学で学生記者になる〜授業での学びから生まれた「みなとみらいマスコミ研究会」

神奈川大学国際日本学部 日本文化学科2年生の川瀬夏鈴さんは、学生記者として『毎日新聞』神奈川版に新聞記事を執筆しています。 このユニークな活動について、インタビューしました。 Q:川瀬さんは新聞に記事を寄稿したとお聞きしましたが、そのきっかけについて教えてください。 A:内山勢先生(本学非常勤講師)がご担当されている『ことばとジャーナリズム』『ことばとマスメディアA』という講義を受講したことがきっかけでした。 このふたつの授業が、マスメディアやジャーナリズムをテーマにして