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【最高峰の】ちょっと怖いカード!?トートタロットの美の呪術【芸術】

人生を変える出会いって、ありますよね。あなたには今までにどんな出会いがありましたか?

それは時に恩師との出会いであったり、時に自分の価値観を変える作品との出会いであったり、様々ですよね。

わたしの場所は恩師や友人との出会いをはじめ10代の頃に夢中になってプレイした女神転生シリーズであったり、20代の頃に○○億で落札!という見出しと共に新聞記事に載っていたピカソの作品であったりするわけですが、30代での人生を変える出会いは、思いもよらないものでありました。

その名も

トートタロット


です。

購入の決め手になった『万物(世界)』のカード
デザインかっこよすぎませんかね

一目見た瞬間わたしの脳内が大半会しました(突然の四柱推命用語すんません)。 

あ、コレ。出会うべくして出会ったヤツだ。わたしの今までの価値観とか常識とかガラリと変えちゃうヤツだ。
トートは難しい?知識が要る?そんなん知らんわ、上手く使えるようになるよう、勉強し尽くしてやるがな(ココから始まる大半会)。

この情熱を止めるもんなら止めて見やがれ!そんな状態で気がつけばポチしてました。
アタマの中はカードの絵柄を見た時の感動で埋め尽くされていました。なんだあの熱量は、なんだあの激情は、なんだ、なんだ、なんなんだあ!!!と、トートが放つ謎の魔力に一瞬で魅了されていました。

…というワケなんで、アレイスター・クロウリーが制作した作品ということは後から知ったんですよね。
(絵を描いたのは弟子のフリーダ・ハリスですが)

クロウリーという名前を目にして、まず思い浮かんだのは「ああ!あの!黒瓜くんの元ネタの人ね!」ということでした。

これがわかる人はわたしとズッ友だよ

というフランクな印象しか最初は無かったのですが(失礼過ぎる件)、調べれば調べるほどに



あっ、これ、モノホンのヤバい人だ…

気付いた時にはもう遅かった。わたしはすっかりトートタロットに魅了されていたし、トートタロットを知らなかったあの頃にはもう戻れない(し、戻りたくない)と感じていたから。

悪魔を意味する黙示録の「獣 666」を名乗り、「偉大なる野獣」「現存する最も邪悪な男」として世に知られることを望み、派手な演出でマスコミに登場し、生涯そのイメージを演じ続けた[5][9][10]バイセクシュアルであることを公にしており、波乱に満ちた人生、デカダン(退廃)的な生き方、繰り返される薬物の使用、性魔術、秘教的で怪しげな儀式・精神修行の実践等により、世間で物議をかもした[2][11][6][10][3]

Wikipediaより

やべぇよ…やべぇよ…


と最初は自分の知らない世界にビビりまくりながら(スピリチュアルな世界に片足突っ込んでるクセに魔術には何故か耐性がないわたし)クロウリーのことを知っていったワケですが、知れば知るほどに、うん、やっぱりヤバいヤツという印象が深まって行きました。

ですがそれでわたしのトートタロットへの愛が揺らぐかというとそんな事は全くなく、

ウェイト版での『力』は『欲望』へと変化
『力』は一番好きなカードでしたが、この『欲望』のカードも大好きで、更に自分にとって特別なカードになりました

今まで未踏の地であった魔術という世界を基盤に描かれた、トートタロットの放つ魔力に更に更に侵されてゆく一方でした。

そしてクロウリーやカードの絵を描いたハリスの逸話などを知る度に、自分の中での妙な偏見というのも無くなっていきました。
ただのヤク中の世迷いごと…クロウリーの哲学をそのひと言で切って捨てることはわたしには出来ません。

⬆の画像のカード『欲望』にしたって、女性の性の解放、女性主体の性が描かれており、現在のフェミニズムの概念にも通ずるところがありますし(どれだけ時代の先を行っていたんだ…)、

トートタロットのリーディングの難しさが一目で解る
様々な寓意や意匠が凝らされた『恋人』のカード


この『恋人』のカードだって、ルーツやバックグラウンド、肌の色の違うもの同士の交わりが描かれたものです(どれだけ時代の先を行ってたんだ…)。

クロウリー自身もバイ・セクシャルであることを堂々と公言して活動していたワケですから、現在のLGBT運動にも通ずるところがありますよね。

まあそれでも他者には冷淡で、女性蔑視的な発言を繰り返していた問題人物であったことは変わりはないのですが。
しかし、しかしですね、どれだけ彼が問題人物であったとしても、ただの問題人物にこのカードはつくれないんですよ。

彼は彼の『法』のもとに、ひたすら一途に魔術と向き合うという信念を、これでもかと貫き通したと思うんですよ。
それで身を滅ぼしても構わない…彼の魔術に対する信念は、『ホンモノ』という言葉じゃ足りないくらい(というかニセモノなわけないだろ!って言われそう)の激情と共にあったのではないかなと感じます。
ハリスと二人で、時には激しい意見交換をしながら5年の歳月をかけて制作されたトートタロットはまさに美の呪術、最高峰の芸術に他なりません。

そんな素晴らしいアートを世に送り出してくれたクロウリーとハリスに最大限の賛辞と敬意を表しながら、このカードに出会えた感謝の気持ちを込めてトートタロットを使用していきたいと思います。


これ以上に公平で解りやすいトートタロット本はない
と評判のヘイズ中村先生の著書も手にしました

難解なクロウリーの著作『トートの書』にもチャレンジしていく予定です(どっぷり浸かったら、いつの間にか『法の書』も読んでるかも?)。

生命の樹やカバラ、エジプト神話やギリシャ神話、聖書などの造詣も深めながら、トートタロットの世界を感じていきたいと思います。

ね?大半会でしょ?


(わかる人にはわかるネタ!)


それではまた。


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