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男性ブランコ浦井のポストに国プが思うこと

最終回に向け国民投票も佳境に入った日プ女子ことPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS。そんな中、お笑いコンビ「男性ブランコ」の浦井のりひろのポストが議論を呼んでいる。

男性ブランコはM-1グランプリのワイルドカード枠をかけて、ファン投票の結果を待つ最中だ。そんな中ファンと思しき人物が投下した日プとの相互投票を呼び掛けるポスト。今回は一連の流れに対して私が思ったことをつらつら書いていく。


この記事の投稿主について

本題に入る前に、投稿主である私の身元を明かすとこんな感じだ。

日プ→第一作からリアタイ視聴する程度の国プ。現在日プ女子に関する記事を書きまくっている。

※日プ女子記事まとめ

M-1グランプリ→敗者復活戦と決勝戦をテレビで見る程度の熱量。時間があれば決勝進出者のネタを予習することもあるがライト層を自認。ちなみに今年期待しているのはヤーレンズ。

一応どちらもそれなりに愛好しているが、熱量としては日プの方が上だと自覚している。そんな私だが結論から言うと、今回の日プとM-1の相互投票に関しては、当事者がやめろと言うのであれば控えるべきだと考えている。

相互投票という文化

日プに限らずファン投票が合否の鍵を握るオーディション番組では、別界隈と手を組んで相互投票を呼びかけるファンダムが時折発生する。具体的に何をするのかというと、自分の推しに投票してもらう代わりに協力相手のファンダムの推しにも投票するといった感じだ。SNS上でこんな感じの投稿を目にした人もいるのではないだろうか。

相互投票を呼びかけるステマシートの例

このように別界隈のファンを味方につけて自分の推しへの票数を稼ぐファンの動きは、何も日プに限ったことではない。自分の推しに対して有利に働くのであれば、番組視聴の有無は問わないファンはどこであろうと一定数いるものだ。

私個人としても、そうした動きはよっぽどのことが無い限り否定するつもりはない。それほどの熱量を持ったファンを味方につけることもある意味アイドルの資質だと考えているからだ。

投票される側からの苦言

だが今回のように投票される側から苦言を呈される場合、話は変わってくる。

M-1と日プの相互投票を呼びかけた投稿主からすれば、おそらく男性ブランコのために良かれと思っての行動だろう。しかし当事者である浦井としてはいい気持ちではなかった。これはあくまで私の想像だが、浦井は純粋にネタの面白さだけで勝負がしたかったのだろう。ネタを見ずに推しとの相互投票だからと入れられた票で勝つようなことはしたくないはずだ。そうでなければ明確に「こんな事はよせ」なんて言わないと思う。何より上記ポストへのリプライも、浦井に賛同する声が大多数を占めている。それを考えるとこうした行為は、お笑いを心の底から愛する層にとって迷惑以外の何物でもないだろう。

相互投票という行為そのものは悪くないとはいえ、当事者がやめろと言うのであれば、そうした呼びかけは慎むべきだ。それこそが、真の意味で推しのためになると私は思う。

相互投票が定着しつつある時代

とはいえ、こうした流れを完全に止めるのは難しいとも思う。今はまだ芸人の側から否定的な意見がでているが、そのうちM-1においても相互投票を呼び掛けた者勝ちになる時代が来てもおかしくない気がする。

だがM-1において最終的な結果を決めるのはファンではなく審査員だ。その壁がある限りライト層の支持だけを武器にしても勝ち上がれないし、ネタの面白さで競い合うという本来の指標がぶれることもないはずだ。それ以前にワイルドカードや敗者復活戦の制度を見直すこともあり得るだろう。

何はともあれ、相互投票を呼びかけるにしても、その界隈でそれが許されるのか、よく考えたうえで行動した方が良いと思った。

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