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Sanson Terrace レポート

家族で山村テラスさんの「月夜の蚕小屋」に宿泊しました。

山村テラスを利用するのは、今回が二度目。

2021年の年末は「山村テラス」に2泊させてもらった。

出会いはtwitterで、こちらの記事が流れてきたこと。
ちょうど、自然に近い暮らしにすごく興味があったので、いつか行ってみたい!と。

軽井沢への旅行を決めたとき、少し遠いけど、お宿は絶対ここで!と。
そしたら、旅のメインがほぼこのお宿になっていた。

そういえば、去年のことも記事をきちんと書いてなかったので、ちょっと振り返ってみる。

2021 山村テラス

外観
薪ストーブ
ロフト(寝室)からの眺め
玄関ドア これだけで絵になる
雪の朝
雪が降ると雰囲気変わる
デスクがあるの嬉しい
デスク上もオシャレ
ダイニング
コーヒーもおいしい。

佐久平駅から、車で30〜40分程度走って

え、ほんとにここ?っていう坂道を登っていく。

獣避けの門?柵?が閉まっていて、そこを開けて(ちゃんと入ったら閉じて)もう少し進むと、ポツンと佇んでいる。

水道も電気も通ってないけれど、ソーラーパネルで明かりやWi-Fi、冷蔵庫も使える。

水はオーナーの岩下大悟さんがタンクに汲んでくださっているからそれを使う。
冬で特に寒波直撃してたのもあり、水はほんっっとうに冷たい。2日目はタンクの水や配管も凍るなんてハプニングもw
でもすぐに対応してくださった。

トイレも当然水洗ではなく、コンポストトイレらしい。使用後は石灰をかけておく。やっぱり独特の匂いはある。

一旦部屋を出てトイレ&洗面スペースがあるから冬は寒かった!し、子どもたちは怖くて一人でトイレに行けなかった🤣

お風呂もないから、車を走らせて温泉施設へ。

寝室はロフトと後から増築されたベッドルームがあるから、ゆったり。

ロフトに上がる梯子とその奥にベッドルーム
分かりにくいけど、ロフト

人里とは隔絶された空間。
ちょっとドキドキしつつも、解放感が半端ない!
美しい景色を独り占め!

不便を味わうのが贅沢だなんて、普段どれだけ不自由ない生活をしていることか。

そして、外観も内装もとにかくとにかく好みとしか言いようがない!
どこを切り取っても絵になる空間。
手作りの温かみって本当にあるんだなあと。

それと、薪ストーブってほんとにあったかい!
慣れてないから、火をつけるのに手こずったり、明け方寒くなって起きて、火の番をしたのも良き思い出。

これまで旅行というと、どこか観光や買い物など目的があったのだけど、ここに居るだけで満たされる。という旅だった。
丸一日、ただ居るだけで幸せなの。

2022 月夜の蚕小屋

また年末に山村テラス行きたいね、と思っていた時にちょうど予約が取れたのが「月夜の蚕小屋」だった。

今回は長野滞在中の予定は一切入れず、宿を味わうのみ!

外観
ダイニングテーブルの存在感!
キッチンと薪ストーブ
(我が家と色違いのケトルもなんか嬉しい)
トイレと洗面所&お風呂へ続くドア
薪ストーブ側でぬくぬくできるソファ
2階へ
ベッドとデスク
2階にもソファ
2階からの景色
キッチン奥からお庭へ
外観。ハンモック最高!
最後にもう一度外観。玄関の趣も素敵だった。

場所は山村テラスの近く。
でもこちらは周りにもお家があるから、地元の方々の生活の気配を感じる。

すぐお隣はオーナーのお宅なので、安心感もありつつ、我が家は子どもたちが騒がしいので大丈夫だったかしら?

養蚕のための建物をリノベーションしたもので、飴色の床が軋んだり、なんかおばあちゃんちを思い出した。

写真でもわかると思うけど、昼と夜でまた趣が違うのもほんとに素敵。

夜は暗いんだよな、って当たり前のことだけど、普段はテレビに照明に、煌々と照らされた室内にいることを実感。

そして、裸電球の光と影がとにかく美しい。

普通の住宅なので、お湯も出るし、お風呂もあるし、トイレも水洗でウォシュレットもある🙏

さっきは不便を味わうなんて言ったけど、あると使うよね。やっぱり便利なものは便利なのだ!
子どもが怖がらず一人でトイレ行けるのも助かったw寒くないしね。

我が家はまた車を走らせて温泉にばかり行ってたけどね。そのせいもあって夕方あんまりお部屋にいなかったのがちょっと悔やまれる。
お昼と夜の写真しかない…🥲

ちなみに、2階にベッドは一台だけど、お布団を2組敷けるので、今回も4人でゆったり。

薪ストーブの扱いにも慣れて、温度の調節も上手になったし、パンやピザを焼いたり、焼き芋も上手にできて満喫したのでした⭐︎

旅を通じて感じたこと

どちらの宿も、置いてある一つひとつが全部なんというかしっくり馴染んでいて、チグハグなものが一つもない。
オーナーさんのセンスはもちろんなんだけど、何を置いても受け入れてくれるような器の大きさがある気がする。

そして、あったかい。
物理的に、やっぱり木はあったかいのだ、と帰宅して鉄筋コンクリートに床シート貼ってるだけの床を歩いて本当に思うし、

それだけでなく、空間に温もりがある。
全てが絵になるし、情緒的。

これはどこから来るのだろう。
やはり土地の持つ力と、建てた方のバイブスなんだろうか。

というか、オーナーの岩下さんが素敵な方でこっそりファン!
こんな素敵な空間をいくつも作っていらっしゃるのだから、もっと「ここはこんな風にこだわってて…!」なんて力説しても良い気がする(というか聞いてみたい!)
のだけど、すごく控えめで、気さくな方なのです。

オーナーさんはもちろん、この山村テラスのファンなので、残り2つのお宿にも近いうちに絶対泊まる!

薪ストーブが満喫できる冬も捨てがたいのだけど、他の季節も楽しんでみたいなぁ。
というか、行けば行くほど長野に住みたくなる。

そして、恐れ多いが私もお家作りたいなぁ💭
と妄想が止まらない!
いや、物作りは苦手な私だから、ちょっと無理だろうな、とも思うけどw

移住できるならなんでもいい!って一時は思ったりしてたけど、やっぱり最高の空間に身を置かなくては!と強く思った旅でした。

じゃあ山口に建てたらいいじゃん?とも思うのだけど、やはり長野あっての、佐久穂町あっての山村テラスなんだろうなと。

極端な話、沖縄に山村テラスがあってもきっとここまで素敵ではない。(薪ストーブ要らないし)
逆に沖縄の建物は、他の地域には馴染まない。

そう考えると、場所と建物はマッチしていることが必須なんだと思う。

そして、今のところ私の住まいの理想がこの山村テラスに詰まっている気がしている。
(というか、岩下さんが作ったお家に住みたいw)

住むことは叶わなくても、ここが好き♡と思える場所と出会えたこと、そして実際そこに行けること、それが幸せなことだなぁとつくづく思う。

ありがとうございました。

thank you for everything♡





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