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子供の「お腹すいた」は「暇だ」ということ。

冬休み本番。朝からそこかしこで戦いが勃発している。

家は戦場だ。
母が宿題の戦いを子供達に仕掛け、女子たちが席取りの乱を繰り広げる。ご飯やオヤツのたびに、どれを食べるか、何個食べるか争いのネタは大掃除を待つホコリ以上に掃いて捨てるほどあるのだ。

我が家で問題なのが、子供が集中する系メディアを厳しく制限しているところだ。スイッチは原則、週末のどちらか30分。小学生以下はテレビの時間は1日30分、動画は必要に応じて母の監視下で。

うるさいかな? 厳しいかな? と思うけど、同じ格好で延々と口をあけて画面を見続ける子供達の姿はやっぱり見たくないなと思う。

時代遅れかなとも思うけど、考えることをしてほしいなあと思うので末っ子が小学生にあがるまではとりあえずこのまま頑張る予定だ。

時間を持て余すと出てくるのが「お腹がすいた」コール。これは、実は本当にお腹がすいたわけではなく、暇なんだろうな、と思う。

今朝、末っ子がゲームをやりたいと言って駄々をこねた。少し前に長男と2人でやったのが楽しかったらしい。それをダメだと言ったら、youtubeを見たいという。ほどほどという言葉が通じないと思われる4歳児。子守りをさせるにはうってつけのツールだけど、どうしてもヨシにしてあげられない。

でも、ダメと言って戦うよりも、代替案を提案してみたらすぐに期限が直った。シルバニアファミリーの細かいパーツを集中して組み立てている姿を見て、やれることを渡せることができれば「お腹がすいた」も「ゲームしたい」もさほど出てこないのだな。

親としてもゲームやyoutube見せておけばいいなら楽なんだよね。色々考えなくてもいいし、おもちゃを片付けなくてもいいし。お腹がすいたもきっと言わない。

子育てに正解なんてないって薄々分かっているのに、それでも、まだ、私は正解を求めて頑固な考えにしがみついているのかもしれない。

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