6回目の判定日
昨日BT12で、6回目の判定日でした。
移植までこの日まで、なるべく移植したことを意識することなく普段通りに過ごしました。
気になる体の変化もなく、数日前から生理前の下腹部痛があるくらいでした。
ただ、2/7(BT8)、仕事中にお手洗いに行くと、おりものシートいっぱいに、薄いピンクの出血が広がっていました。
これが着床出血か?仕事から帰ったらついつい検索してしまう。
膣錠で傷ついたかな?少し不安と期待が入り混じりましたが、また平常通りに。
それ以降、出血はありません。
とにかく、今回はダメだったときに気持ちを立て直すことだけを考えていました。
行きたい旅行先を決め、また採卵からやり直しだから、しばらくは仕事に集中しよう、遊べるときは遊ぼうと。
判定日当日、採血のあとに診察を待っているときも、ダメでもまた進むだけだと言い聞かせていました。
もうすぐ診察だとアプリに通知があり、表示された診察室がいつもと違いました。
たまたま私はその部屋の前に座っていて、前の方が入って行くと、部屋の中から、今は妊娠6週目だと話す先生の声が聞こえてきました。
もしかして。
そう思った瞬間、急に心臓がばくばくに。
診察室に呼ばれました。
結果は、陽性。
HCG738.5で、しっかり出ていると言われました。
嬉しさよりも、ほっとしました。
次の胎嚢確認までの薬は保険で、エストラーナテープとウトロゲスタン膣錠が続きます。
外で待っていた夫と合流。
結果を伝えると、驚きと安堵の表情。
それを見て、初めて涙が少しだけ出ました。
ほっとしたけど、まだ喜んではいけない。
それでも、私たち夫婦にはとても高く分厚く思えた壁を、1つ乗り越えられた気がします。
まだまだ乗り越えなければならない壁はたくさんあって、全然安心はできず、むしろ不安でいっぱいです。
先生も、あとは卵次第と言っていました。
できることはなく、薬を継続することだけ。
不安は尽きませんが、卵の力を信じて、なるべく明るく楽しく過ごしたいです。
元々高度不妊治療に取り組むことをきっかけに始めたnoteなので、不妊治療のクリニックを卒業できるまでは、更新を続けていきたいと思います。
これまでnoteで出会った方々に、たくさん励ましていただいたり優しい言葉をいただいたり、本当に救われてきました。
ありがとうございます。
そして、赤ちゃんを待っている方が楽しく穏やかに過ごせますように。
*写真は移植の前に旅行に行った宿泊先の廊下です。(OMO7大阪)
大阪らしく、たこ焼きの丸いデザインが至る所にありました。
帰ってきて改めて写真を見返したら、なんだか顕微授精の様子に似ているなと思いました。
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