深く考えすぎない

前回暗い内容を書いてしまいましたが、少し気持ちが落ち着きました。

一度暗い気持ちになると、底なし沼のように沈んでいきます。

どんどん沈んでいって、上を向くのがしんどい。
変な言い方ですが、沈んでいるほうが心地がいい気さえします。
沈んでいるときに、すぐに前向きになろうとか、気分を変えようと頑張って踏ん張ろうとするには、かなりのエネルギーが必要で、そうそう簡単にはいきません。

どん底まで落ちて、底なしだと思っていた沼の底に足がついてようやく自力で抜け出すか、誰かが助け出してくれなければ、沈んだままです。

なんだか、ファンタジーでダークサイドに堕ちてしまう登場人物の気持ちがわかるような気がします。


犬と遊ぶことを名目に実家へ行き、母にしばらく話していなかった治療の進捗を話してきました。

どうしてなんだろうね。
すぐにぽんぽんできる人もいれば、産んで殺しちゃう人もいるのにね。
考えてもわからないから、あまり考えないようにしよう。
自分自身に言い聞かせるように母は言いました。

母は大胆で気も強く見えるけど、実はそうではないことは知っています。
心配かけたくないから、話すときはなるべく明るく話します。
でも、今回ばかりは母の言葉を聞いて、思うことは母も私も同じなんだと思い、うっかり涙が出そうになってしまいました。

実家からの帰り道、YOASOBIの「ハルカ」を聴きました。
ちゃんと聴くと、いつも涙が込み上げてくる。
今はなかなか手に入らないものがあって苦しいけど、今もじゅうぶんに、ステキな人たちに囲まれて、楽しいこともたくさんあって幸せに過ごすことができている。

noteでも、フォロワーさんたちのおめでたいお話を聞くことが多くなりました。
見たくないときもあるし、めちゃくちゃ羨ましい。
でもそれと同時に、希望でもある。
いつか必ず、治療を卒業できる日がくると信じられる。


判定日まであと1週間。
きっと大丈夫だと信じています。
ダメだとしても深い意味はなく、その子と私の運命だったのだと、また頑張るのみです。

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