#5 大好きすぎてどうしよう…

大好きすぎてどうしよう。
まじ、これに支えられて生きてきた。
人生のほとんどこれと一緒。

そんな大切なものがみんなそれぞれあると思う。

私にとっては、「ちはやふる」という漫画がそれだ。

小学校の国語の便覧に載っていて、おもしろそう!と思ったのが出会いのきっかけだった。
小学校の教材に載ってるから、両親もokokと買うのを許可してくれた。

中学校の頃は、定期テストが終わるたび、大会が終わるたびの区切りで買っていた。
中3の12月に発売された巻は、高校受験勉強の時、3か月机に飾っていて受験が終わった直後に読んで、合格発表の時に3月発売の次の巻を読んだ。

高校時代は、部活終わった8時頃に高校の最寄りの本屋に行って発売日に買っていた。
部活と勉強を頑張っている自分を、全力でなんでも向かっているちはやに重ねていた。

ちょうどこのころアニメ、映画が放送されていて、バッグやクリアファイル、タオルなどたくさんのちはやふるグッズを使っていた。

ひとり暮らしをすることになった大学時代、実家から持ち出す荷物で一番に持ってくと決めたのは、「ちはやふる」の漫画だった。
このころは歳をとらない千早たちよりも年上になり、お姉さんお兄さんだったみんなが年下になったことにこそばゆい感じを覚えながらも、元気をもらっていた。もちろん漫画を買っていたのは発売日。
大学時代は関西に住んでいたから、念願の近江神宮にも行き「真っ赤やな。」と。
原画展も大阪にやってきたので、部活オフの日アルバイト前に1時間かけ観に行った。グッズに散在したのはしょうがない。

コロナと一緒に始まった大学院生活。
初めて住む場所、今までとの環境や友人の違い、今まで以上に新しい生活にFitするのがしんどかったとき。
変わらず全力で目の前のことに向き合って努力しているちはやたちがそこにはいた。

就職活動で、佐賀に行った時は帰りに福岡に行き、天ぷらだるまでご飯を頂くこともできた。

今年は1月にちはやふる展、3月に48巻をもち府中にも行け、2022年4月から始まる社会人生活のスタートダッシュができた。

大好きな漫画。
でも、ただ大好きなだけじゃない。
節目節目で私に希望を与え続けてくれた。
私の人生になくてはならなかった漫画だ。

あと数日で完結するが、最後まで見届けよう。

ありがとう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?