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【英国展2024】体験レポート🇬🇧

今更ながら紅茶とスコーンにハマりました。
ロイヤルミルクティーを1日平均4杯飲んでいる奏です。

先日、三越日本橋で開催された「英国展」に行ってスコーンをいくつか購入しました🫖
せっかくの機会なので、購入した店舗についてまとめたいと思います。

ちなみに購入したお店の基準ですが、スタッフがメイド服を着ているお店であることです。



「英国展」とは?

公式Xより拝借

「英国展」とは、イギリスのフードやファッション雑貨を堪能できる展示会です。

事前予約制で本場のアフタヌーンティー(¥10,000/人)を楽しめたり、海外で有名なスコーン店の店主が来日して販売したりと、かなり豪華なイベントとなっています。

デパートのワンフロアに各店舗が隙間なく立ち並ぶため、土日は大混雑。
有名店の場合は階段まで行列ができます。
まさに、英国オタクの集うコミックマーケットです。

詳しくはこちら→ 🔗英国展 2024|日本橋三越本店


購入したお店①  NarraTiveさん

🔗メイドキッチンカー NarraTive🚚 (@NARRATIVE_tea) on X

個人的にXのタイムラインで頻繁にお見かけするナラティブさん。
普段は名古屋を中心にキッチンカーでスコーンを販売されていますが、時々全国各地に出張されています。

ちなみに……
昔のメイド服には午前用と午後用が存在します。
午後用はロングメイドあるあるの黒地のワンピース、午前用はピンクやグレーなどの淡い色のワンピースです。朝に掃除や洗濯をするときに着用するため、安価な生地が使われていたらしいです(伝聞)。
ナラティブさんのような淡い色のメイド服は珍しい印象ですが、キッチンカーという性質上、普段は屋外で活動されていることから、同じく屋外の家事で着用される午前用メイド服との親和性を勝手に感じています。

「奏の読まなくても良い文章」(2024)
この日は普段とは異なるお洋服でした

知り合いからは「ナラティブさんの明宝ハムスコーンは間違いない」と助言を頂いていたので、12:00に会場に着いてから一番最初に列に並びました。

実物のスコーンはかなり大きく、食べ応えがありそうです。

📝 購入したもの
・明宝ハムスコーン
・プレーンスコーン


購入したお店② Britishさん

🔗Cafe British

BritishさんもXでお見かけしていたので、絶対に並びたいお店の一つでした。
公式HPのお写真はどれも英国感漂う雰囲気で、「一体このお店はどこの国に存在するんだ……?」と戸惑いますが、六本木に店舗を構えています(とはいえお洒落な立地です)。
公式Xに掲載されている、ヨーロッパ系のお顔立ちの店員さんのメイド姿もとても素敵です。

ロングメイドの中でも一般的な黒のワンピースですが、襟元や袖元の控えめなレースとエプロンの肩まわりにある二重のフリルが珍しくて上品な印象があります。クラシカル路線を徹底するお店はシンプルな黒のロングメイドが多い印象ですが、Britishさんのメイド服は王道を邪魔せず、それでいて「可愛い!」ポイントが散りばめられていて、細部までこだわりを感じますね。

「奏の読まなくても良い文章」(2024)
テーブル左端のざらめのスコーンを狙っていましたが
目の前で売り切れました 悲しい

本格的な紅茶と季節ごとに変わるアフタヌーンティー、土日限定のモーニングがBritishさんのメニューの中でも特に印象が強かったので、スコーンのラインナップは英国展で初めて知りました。
この機会にフードを体験できてラッキーです。

📝 購入したもの
・チョコチップスコーン
・アールグレイスコーン


購入したお店③ テヴリルさん

🔗TEAVRIL

Xの「#英国展」ハッシュタグで初めて存じ上げたお店です。
ギャラリーが併設されているカフェらしく、神奈川県秦野市に店舗があります。
こちらのお店は食器や食事、絵画など至るところに西洋のスタイルを取り入れており、ブースの小物が全てアンティーク雑貨で高級な雰囲気がありました。

こちらのお店は西洋の文化全体をモチーフにしています。メイド服自体をメインにされているお店ではなかったため、着用されていた黒のロングメイド服について語りたい気持ちはありますが、今回は割愛します。

「奏の読まなくても良い文章」(2024)

メニュー表を見ていて、英国展で出店されているスコーンの中ではかなりお財布に優しいお値段であることに驚きました。
先述した2店舗と比べてサイズは小さめですが、それでもお試しには丁度良い価格です。

スコーンは全て350円以下でした(そして小物が全てお洒落)

店舗ではアフタヌーンティーも提供しているようで、3段スタンドかつ約120種類以上の紅茶の飲み放題がセットで¥4,000でした。驚き。
一度は足を運びたい……!

📝 購入したもの
キャラメルチョコチップスコーン
・ローズマリースコーン


(おまけ)購入したお店④ NINA’S

🔗NINA'S PARIS

英国展と同時期に、少し歩いた先にある日本橋高島屋で「フランス展」が開催されていたので少しだけ覗いてきました🇫🇷

スコーン好きの私にとっては見学でいいや程度の興味だったのですが、パッケージの華やかさと甘い香りに惹かれて立ち寄りました。

ちなみに私はイギリスとフランスの違いがあまり分かっていません

「ミルクティーと相性が良い」という条件のもと、バニラとキャラメルの風味が特徴的なジュテーム(オレンジ色)を購入。
ちなみにネットで調べたところ、普通に通販で買えました。

📝 購入したもの
Royal box for tea ジュテーム/ティーバッグ缶


いざ実食

英国展はテイクアウトがメインですが、日本橋三越の屋上のベンチが自由に使えるようになっていたのでそちらで食しました。各店舗で2個ずつ、合計6個のスコーンを購入しました。
(しれっとランチ用にフレーバーティーも購入しました)

英国展での戦利品

昼食もまだだったので、一番狙っていたナラティブさんの明宝ハムスコーンだけ先に頂きました。

結論、かなり美味しかったです。

空腹には胡椒の効いたしょっぱい生地がベストだったようで、
「ご飯系のスコーンこそ紅茶に合うのでは?」とこれまでのスコーンへの印象ががらりと変わりました。
粉もの(?)は甘くないほうがむしろ食欲をそそられる気がします。

クレープ屋さんでご飯系のメニューを見ると「何のためのクレープだと思ってるんだ」と疑いの目を向けていたのですが、悔い改めようと思います。

強いて言うなら、購入から1時間ほど経過していて少しパサパサしていたのですが、後日電子レンジでチンして食べるとしっとり感が増して段違いで美味しくなりました。

リモートワーク中。
食べかけのスコーンと飲みかけの紅茶。

当日中に食べる場合でも、一度は温めて食べたほうが良さそうです。

そんな感じで、英国展から翌々日までは写真のような優雅なランチを満喫していました。


まとめ

英国展は単なるスコーンの調達にとどまらず、ずっと前から気になっていたお店の雰囲気に触れることができ、私にとっては一石二鳥の体験でした。

「昨今のメイド喫茶は所謂『コンカフェ』に内包されるのか?」
「メイド喫茶の本来の在り方は何なのか?」
SNS上ではよく物議を醸していますが、定義に関してはさておき、やはり個人的には食事に重きを置いた古き良きロングメイドのお店が好みだと改めて実感しました。

購入品紹介なのか、店舗紹介なのか、メイド文化紹介なのか、よく分からない文章になりました。
とりあえず、全てひっくるめて「体験レポート」としたいと思います。

📝 結論
スコーンは「電子レンジで600W30秒チン」が一番美味しい
・ロングメイドは素晴らしい

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