パニック障害は首こりが原因?その理由とおすすめ首こり改善法
こんにちは、かなで(@kanade1985)です。
病気のしくみを知り、自分と向き合うことで、重度のパニック障害から改善した経験を発信しています。
パニック障害の原因とされていることの一つに首こりがあります。
では、首こりを治すとパニック障害は治るのでしょうか?
答えはYes、No、どちらとも言えます。
この記事では、パニック障害の原因が首こりだと言われている理由、そして、首こりを治すことでパニック障害が改善するのかについて解説します。
■パニック障害は首こりが原因なのか
「 首こりを治せばパニック障害は治る 」
こう聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
この説を広めたのは、これらの本の著者、松井孝嘉さんです。
松井さんは、パニック障害をはじめ、原因不明の頭痛やめまい、自律神経失調症、うつなどの原因がストレスではなく首こりにあるとしています。
実際に松井さんの病院では、患者さんに首こりの改善治療を行うことによって、多くの方に症状の改善が見られたということです。
・ストレスが原因で首こりが引き起こされる
ですが、実はストレスが原因で首こりが起きることがあります。
これには以下の2種類のメカニズムがあります。
・ 自律神経ルート
・ 脳脊髄神経ルート
自律神経ルートは、ストレスにより交感神経が優位になり、血管が収縮することにより、首こりを引き起こします。
一方脳脊髄神経ルートでは、ストレス情報が脳に伝わって首や肩の筋肉が緊張することで血行が悪くなり、首こりが起こります。
実際私もパニック障害が悪化して身体が動かなくなったとき、10分程度パソコンを使っただけで激しい首こりを感じ、気分が悪くなっていました。
・パニック障害の原因は首こりなのか
首こりを改善することによってパニック障害が改善した人もいるようなので、首こりが原因でパニック障害と診断される症状が引き起こされる場合があると考えられます。
しかし同時に、上記のようにストレスが首こりにつながる場合もあるので、一概にパニック障害の原因 = 首こり と断定することはできないのではないでしょうか。
■首こりの改善方法
パニック障害の原因がなんであれ、首こりによって自律神経が乱れたり、血流が悪くなって脳内の神経伝達物質の働きが低下して不安感が増すなど、首こりがパニック障害を悪化させる要因の一つである可能性はじゅうぶんあります。
そのため、パニック障害で首こりの症状がある人は、首こりの改善を試みることをおすすめします。
首こり改善におすすめの方法は、
・ 整骨院受診
・ さとう式リンパケア
この2つです。
・整骨院受診
首こりの改善方法として一番身近なのが整骨院へ通うことではないでしょうか。
健康保険が適用になればコストもあまりかかりませんし、柔道整復師という国家資格を持った人が施術してくれるので、安心して治療を受けることができます。
ちなみに私が通っている整骨院の診察料は、3割負担で初診が¥1,200、2回目が¥600、3回目以降は¥450です。
・さとう式リンパケア
首こりを改善する方法として私が最もおすすめしたいのがさとう式リンパケアです。
歯科医師の佐藤青児さんが考案したリンパケアで、力を入れずに優しく触れたり撫でたりするだけの誰にでも簡単にできる方法です。
本も出ていますし、Youtubeや全国各地で無料講習会が開かれるなど、気軽に学ぶことができます。
私は昔から肩こり・首こりがひどかったのですが、さとう式リンパケアでかなり改善しました。
■まとめ
すべての人のパニック障害の原因が首こりだとは言えません。
しかし、首こりはパニック障害が悪化する一因になり得るので、どちらにしても首こりを改善させることをおすすめします。
無理なく実践できる改善方法を見つけて、継続してみてくださいね。
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