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マスクが苦しい理由と対策

こんにちは、かなで(@kanade1985)です。
病気のしくみを知り、自分と向き合うことで、重度のパニック障害から改善した経験を発信しています。

コロナ禍で、ほとんどの人がマスクを着用する昨今。
マスクをしなければ白い目で見られたり、心ないことを言われたという声も聞きます。

しかし、中にはマスクをすると苦しくなってしまい苦手という人がいます。

なぜマスクをすると苦しいのでしょうか。
マスクが苦しくなってしまう人は、どうすればいいのでしょうか。

この記事では、

・ マスクが苦しい理由
・ マスクが苦しくなる場合の対策

を考えていきます。

■マスクが苦しい理由

・酸欠状態になるから


マスクをしていると息がしづらくなり、酸欠状態になってしまいます。

そもそもコロナ禍のストレスで自律神経が乱れて呼吸が浅くなっている人も多いので、マスクを着用することでさらに酸欠状態になる可能性は高まります。

・熱中症のような状態になるから


マスクをしていると、皮膚から体内の熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水状態になるなど、体温調節がしづらくなってしまいます 。

マスクを着けることにより体温が上がり、熱中症のような状態になってしまい、苦しさを感じるのです。

・マスクの紐で肩や首がこるから


マスクの紐を耳にかけることにより、耳や頭の周りの筋肉に負担がかかります。
これに影響されて肩や首にも知らず知らずのうちに力が入ってしまい、肩こり首こりの原因になります。

肩や首がこると、自律神経が乱れたり、血流が悪くなって脳内の神経伝達物質の働きが低下して不安感が増すなど、息苦しさの原因になります。

■マスクが苦しくなる場合の対策


それでは、マスクが苦しくなってしまう人はどうすればいいのでしょうか。
ここでいくつか対策やグッズをお伝えします。

・こまめに水分補給をする


こまめに水分補給をすることで、体内に熱がこもりにくくなり、熱中症のような状態になりにくくなります。

・ウレタンマスクを使う


不織布マスクや布マスクに比べてウレタンマスクは通気性が高く、立体構造で口周りにスペースができるので、呼吸がしやすいという人が多いです。

やわらかく伸縮性のある素材なので、耳にかけても負担が少なく、肩や首がこりにくいのも特徴です。
また、 洗濯して繰り返し使えるのも経済的で嬉しいポイントです。

私もマスクは苦しくなってしまい長時間の着用が難しいのですが、ウレタンマスクであればなんとか着けることができます。

・フェイスシールド・マウスシールドを使う


マスクがどうしてもできない場合は、感染対策効果は低くなってしまいますが、フェイスシールドやマウスシールドを使うという選択もあります。

口元を覆わないので、呼吸はかなり楽になります。

・せんすマスクを使う


こちらは感覚過敏の人に対する情報発信を行っている、感覚過敏研究所が制作・販売している商品です。

マスクが着けられない人のための飛沫対策グッズで、水拭きやアルコールでの消毒が可能です。

■まとめ


マスクが苦しくて苦手な人、また、呼吸が浅い、感覚過敏、精神疾患など、様々な理由によりマスクができないという人はたくさんいます。
決して甘えやわがままではないので、そのことで自分を責めないようにしてくださいね。

自分に合った対策をして、一緒にコロナ禍を乗り越えていきましょう!


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