パニック障害であることは不幸なのか
こんにちは、かなで(@kanade1985)です。
病気のしくみを知り、自分と向き合うことで、重度のパニック障害から改善した経験を発信しています。
パニック障害だから、できないことがある。
パニック障害だから、失ったものがある。
そんな経験をした人も多いと思います。
では、パニック障害 = 不幸 なのでしょうか?
答えは「 No 」です。
■パニック障害のせいで失ったもの
私はパニック障害になって、決まっていた就職を断って地元に帰りました。
付き合っていた結婚願望のある彼に、仕事や子育ては無理だろうとフラれました。
大好きな旅行に行けなくなりました。
日常生活すらままならずうつにもなりました。
そんな中で、
「パニック障害のせいで私はこんなに不幸なんだ!」
「パニック障害さえ治れば幸せになれるはず!」
どこかでそんなふうに思っていました。
■パニック障害 = 不幸 ではない
パニック障害だけではなく、病気や障害、環境によって、何かを諦めなければならないことはあります。
それによって不自由を感じたり、悔しい思いや悲しい思いをすることも、人生に絶望することもあります。
ですが、パニック障害であることは自分が不幸であることとイコールではありません。
たとえどんなに健康でも、人や環境に恵まれていても、不幸な人もいます。
逆にそれらがなくても、幸せに生きる人もいます。
自分が幸せであることに、根拠や、誰かの許可はいらないんです。
■まとめ
パニック障害は苦しいものですが、不幸なことではありません。
病気を克服した先に幸せが待っているわけでもありません。
今の、ありのままの自分で、幸せであることを選んでみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?