心と身体、両方へのアプローチがパニック障害に有効な理由
こんにちは、かなで(@kanade1985)です。
病気のしくみを知り、自分と向き合うことで、重度のパニック障害から改善した経験を発信しています。
パニック障害の治療方法として、投薬治療や認知行動療法がまず挙げられます。
しかし、これらだけで良くなる人もいれば、何年か続けても、なかなか改善しない人もいます。
なぜなら、パニック障害を改善するには、精神面へのアプローチと身体面へのアプローチ、両方を同時に行っていくことが大切だからです。
■心と身体は密接につながっている
たとえば何か嫌なことがあったり大きなストレスを感じたとき、倦怠感や胃痛など、何かしらの身体の不調を感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
私の子どももクラスの子に嫌なことをされたりして、ときどき「しんどい」と言って学校を休んだりします。
また、パニック障害の人はよくわかると思いますが、体調不良が続くと不安になったり、ひどいとうつ状態になったりしますよね。
このように、心と身体は密接につながっていて、お互いに影響し合っているのです。
■パニック障害は薬で治るのか
パニック障害の人から、「薬を飲んでいるのに良くなりません」と相談を受けることがあります。
病気になったら、お医者さんに行って薬をもらって飲む。こう考えるのは普通ですし、適切な行動だと思います。
ですが、薬はあくまで症状を抑えるものであって、パニック障害自体を治してくれるものではありません。
もちろん薬で治る人もいるのですが、パニック障害の原因を考えると、自分自身の在り方が変わらないと問題は消えてくれません。
たとえ病気が治ったとしても、何かしら他の問題が出てきたり物事が上手くいかなかったりします。
■両輪の輪を回すイメージ
もちろん、薬は悪いものではありません。
私も薬のおかげでずいぶん楽になりました。
ただ、同時に精神面のケアも行うことで、馬車が横並びの両輪の輪を回して前に進んでいくように、パニック障害も改善しやすくなるのです。
■それぞれの方法
身体へのアプローチというのは投薬だけではありません。
整体、鍼、リンパケア、ヨガ、アロマ、呼吸法、瞑想、栄養療法、散歩、スポーツなど、いろいろあります。
心へのアプローチは、やはりカウンセリングが有効です。
受けられるのは病院だけではなく、Zoomやスカイプ、ラインなどを使ってオンラインで行っている方も多いです。
ほとんどの方がブログやSNSで発信されているので、自分に合うカウンセラーさんを見つけてみてくださいね。
無料だったり、お気持ち金制でやっている方もたくさんいます。
ちなみに私もZoomを使ってカウンセリングを行っています。
興味のある方はお問い合わせくださいね。
あとは、これは何度も書いていますが、最初のしんどい時期は特に無理に動こうとせず、心と身体をしっかりと休めることが大切です。
■まとめ
心と身体はお互いに大きく影響し合っているため、両方へのアプローチが効果的です。
心が整えば身体が整い、身体が整えば心が整います。
自分に合う方法を見つけて、少しずつ前に進んでいきましょう。
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