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「コンビニ兄弟2」を読んで。

町田そのこさんの作品です。

書店に足を運んだ時に、偶然見つけてすぐに購入しました。
前作が面白かったので、2巻が発売されて嬉しかったです。

前作の読書記録は、また後日アップするつもりです。

北九州市の門司港にある架空のコンビニを舞台に繰り広げられるお仕事小説になります。
私自身、門司港には何度か遊びに行ったことがあるので、初めのページに載っている地図を見て何となくですが場所は分かって心が弾みました。
知っている所の名前が作品の中に登場するだけでワクワクしてきます。

各話ごとに主人公が変わりますが、とりわけ第3話が印象的でした。
主人公の言葉が自分にも当てはまる部分があったためです。

「正しい」ことを主張しすぎると傲慢な考えになってしまう。

読んだ直後で、まだ自分の中でうまく表現することが出来ない部分もありますが、痛いところを突かれたな……と反省。

私も相手の気持ちを考えず、正論をぶつけて傷つけてしまったことがありました。

「正論」や「正しい事」を正義だとして振りかざし、言われた側の気持ちまで気を回すことが出来なかった結果、反発されて喧嘩になってしまいました。

後日こちらから謝りましたが、しばらくの間は気まずい空気が流れていた事を思い出しました。

喧嘩に発展してしまいましたが、そのおかげで自分の至らない点に気づく事が出来ました。
その友人とは今も交流があるので、同じ失敗をしないように気をつけつつ、程よい距離感を保てるように心がけています。


自戒の意も込めて、今回書かせてもらいました。


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