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【ライブレポ】パスピエ 十周年特別記念公演“EYE” 雑レポ

ライブを見て印象に残ったこと、思ったこと、考えたことを、つらつらと まとまりなく、ひたすら書きました。ほんとに記憶力がないのと、あまりの素晴らしさに放心状態になってしまった部分もあり、いつも通りかなり混沌とした雑レポになりますが、興味ある方はどうぞご一読ください。覚えている部分や間違い等発見あれば気軽に教えて下さい。都度更新します。ちなみにかなりの長文です。










2020.02.16 (Sun)
パスピエ 十周年特別記念公演“EYE”(いわい)
@昭和女子大学 人見記念講堂


物販が私が参戦してきた中では史上最長時間並びました。1時間半は待ったと思う。
赤チャームは早急に売り切れてたけど、なんとか青チャームは間に合って良かった。

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中に入ると左手になっちゃんからの各アルバムジャケットへのコメントが原稿用紙に書かれていました。人だかりいっぱい、既に気持ちいっぱい。

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席はヌ列の下手側。まさかの前夜祭で隣だった方の真横でした!

で、幕が上がってストリングス 4人いること、そして場所がいつもと違う、下手に成田さん、三澤さん、ストリングスがいて、上手につゆさん、、!パーカスの存在は途中で気付いた。

全体の流れとして、
オケ、バンド 、DJ 、バンド 、オールスター
アンコールでバンドといった編成での流れ。

あかつき
登場して幕が上がったときになんか感情溢れて、いまとなっては何も覚えてない。オケバージョンがとても格好良くて、気付けば感動で涙が出てた。いつもならパスピエの音楽聴くと体がのってしまうんだけれども、これはただただぼう然として地蔵になってしまった。間奏のところで一曲目にしてもうライブは終わってしまうのではないかと感動するぐらいにクライマックス感が凄かった。

始まりはいつも
引き続き泣いていました。イントロのストリングスうまいこと効いてたなぁ。
サビで「大正解」と歌い上げるところなっちゃんの想いこもってていつも好きです。

ハレとケ
キターーーー!娑婆ラバ!と思った曲。かの某アルバムツアーでハレとケTシャツを買ったのに大阪ではこの曲やらなくて笑 結果聴くのは初めてでした。

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最後のタラッタッタッタッタタの畳み掛けのところで圧倒されました。これ今回のライブ全般に言えるけどこれだけの人数が指揮者なしに決めどころ合わせるの絶対至難の業じゃないでしょうか。入りはナリハネさんが指揮してたかど、曲中はどうやって合わせてたんやろう。

永すぎた春
間奏のギターソロ、多分音源以上に滅茶滅茶カッコ良いことしてたような気がするけどどんなことしてたっけ、、、、とにかく今回のライブは三澤さんのかっこよいソロがある頻度が多かった気がする。

トリップ
めちゃくちゃ好きな曲。OTONARIさんのONOMIMONOで聴いた時もかなり圧倒されたけど、これはほんとにオケ映え。
「神さまがいたってー」のところのピアノ好き。とにかくこの曲の成田さんのクラシックドーパミン出てる感じがとてもよい。パスピエの曲のビートが途中で変化するところがとても好き(トーキョーシティーアンダーグラウンドとか)。この辺でパーカスの存在に気づいた気がする。

ネオンと虎
照明がなんだろうMVと同じピンクと青のネオンな感じでとても綺麗だと思いました。あとサビは星空みたいにピカピカしてた。あれ、これDISTANCE でしたっけ(曖昧)
終わり方が音源バージョンだった。
改めて6連符?のところの成田さんの指回しは人間じゃない

DISTANCE
This is ライブ化け オケ映え曲
みさわさんDDAD音源では中々タッピング大変感が出てる印象だったけど、今回は曲を通してバッチリ決まっていた…!
キラキラの星みたいな照明きれいだな
この曲の持つポテンシャルにとても驚いたよな
これもストリングスのあってこそ、成田さんがピアノに全力を尽くしてたからだと思います。
ああストリングスありがとう

瞑想
これもオケだからこそのやつ。ひたすら感動しっぱなしで最初は心臓に拳あてる訳わからんポーズで聴いてた(笑)生で聴けるなんて….
首飾りを作ってあげるから、好き。
あとはCメロ(?)のところ歌詞めっちゃ胸に響いた。

あの青と青と青
照明が青だった青と青と青
多分わたしパスピエハマりかけのとき一生MATATABISTEP のシングル聴いてて(何故か幕の内ISMの存在は後に知った笑)。なんだかそのときのことを思い出しました。
これもやっぱり間奏のところよ…。最後にかけての盛り上がりがたまらない。ストリングスが入って非常に壮大になってて素晴らしかった。

resonance
イントロの!生ビブラホンとっても良かった!!サビのライブバージョンでしか何故か感じることのないコード感(多分ベースの動いてるところ)がとても好きなんですよ。三澤さんのソロが!!!!かっこいいほんとに。三澤さんのギターってメタル好きなはずなのにちゃんとパスピエなところがめっちゃ推せます


MCオケありがとう紹介
ファーストバイオリンは三澤さんみたいな髪型でヌ列から遠目に見たら三澤さん2人いた(笑)ストリングスとパーカスは成田さんの学生時代に関わりがあった人なのかな。

ここからオケははけてバンドスタイルでスタート!

チャイナタウン (EYE ver.)
4つ打ちじゃない感じのアレ(語彙力)、静かに湧き上がる感じ?!とてもグルーヴィィ!!で好きだったなあ ああ早く円盤ください。
どちらもピアノなのに、あえて左手ピアノ右手シンセで弾いてる曲。
2Bのベースソロはご存命でありがとうございますとなった(ただの露ギャル)
Twitter見てると三澤さんはスライサーを使ってたのだとか だからあんなにザクザクしてたのね(初めてその名前のエフェクター知った)

マッカメッカ
イントロ前のライブアレンジは多分初出しのやつ(まあ今回そんなんづくめだけど)、なんやろこの曲!?三角形かな?と思ったら照明真っ赤でマッカメッカ。
1番でなっちゃん、2番でつゆさんの周りをカメラがひたすらぐるぐる回っててああいうネタかと思うレベルでした。
なんかいつも?というかこないだのレディクレのときよりもだいぶテンポが早かったような気がする。でもそっちの方がノれるので、なっちゃんが噛まない程度にもっとやっちゃってください!

グラフィティー
なんか毎回毎回グルーヴ感?増してるほんとに
相変わらずのキーボードソロのかっこよさ、PAさんここで音量上げてくれた気がする。
これもレディクレのときよりもテンポはやい気がした。 キーボードソロ前のつゆさんでさえ追いついてない感あったが、キーボードソロがめちゃかっこよかった!!良かった!
いつもと楽器の配置が違ったのと後方の席だったのもあってよく手元が見えたのだけれどやひり成田ハネダは人間じゃない…
音小さくしたりでかくしたり 煽って欲しがってたところ面白かった、3回ぐらいやってた(笑)
あとこの曲いつもサビでのノリ方難民になってたけどセッションでコピーしたことによって、ようやくのれた気がするし、この曲を理解できた気がするような気がする

MATATABISTEP
やっぱりあのイントロが来ると跳ねちゃうね !パッパッパリラ言わせにきてたね これワンマンだからこそだと思う、あんなに声が出るのは。

つくり囃子
Aメロで露さんのかっこいいスラップ入らんなぁーと思ったらまさかのDJ登場!!!!途中からはDJとともにノリノリのつゆさんかっこよかったなーーー!!スーパー露崎タイムもDJとともにバージョンでほんと良い物を見せてもらいました。ハイファナさん(最初ははいからさんに空耳した)ありがとうございました!

シネマ
いつも通りいい曲だワ。流石ベルガマスク組、手の振りが完璧。でも2番かな?最初なっちゃんが手を振ってくれなくて、若干バラついた(笑)

正しいままではいられない
クラシック成田、クラシックドーパミン爆発曲。これもアルバム締め曲よね。もうライブ終わるやん!終わらないで!最後の三澤さんソロ。ありがとう。

真夜中のランデブー
いつのまにかストリングス再集結してて最初の一音で変な声出ました。これこそ!!!オーケストラな編成で聞きたかった曲と思ってたやつ!!!!!たぶんこの編成じゃないと今回のライブ超えることはできないんじゃないかな。桃山でやっててかなり感動したことは覚えてるけど、そのときどうやって成田さんは演奏したんだろう… 

ONE
ここでHIFANAさんも登場し全員集合
なっちゃんMC「大事にしてる曲です」
たしかにオケ要素と電子音的要素を組み合わせるのにこの曲以上にぴったりな曲はないのかもしれない。ドラムとともにDJでもビートを刻んでたことが印象的。最後のところ謙介さん指揮者してた
マレットみたいなのにいつのまにか持ち替えてた、え、オーケストラやんとなった。
そしてそれ以外の謙介さん指揮者してないところでも合ってるの本当にすごい。裏の指揮者がいるの???!何を見てみんな合わせてるんだろう、イヤモニ?
後から思ったけど、三澤さんアコギじゃなかったな…!編成変わったからそうしたのかな。


アンコール
同行者とともにプチ関西コールしてました笑
メンバーEYE Tシャツ、なっちゃんはその上にチャイナシャツだった。新曲出しましたよ、との流れからの

まだら
EYEにて初披露の曲。どうバンドに落とし込んで来るか楽しみにしていた。
照明でバックにまだら模様というか豹柄みたいな模様が映し出されてた。
Twitterでつゆさんがあえてハネないベースにしてるみたいなことを言ってたけど、逆にライブでは跳ねさせてたのかな?
ギターはピッチあえてずらしてる説。なんか不協和音なんだけどそれが心地よいという不思議な感覚。この音はギターがライブでは やるんやと思った部分があった。でも音源でいうどこかはわからない。

トロイメライ
最初のイントロでトロイメライかな?って思ったらそうだった、嬉しかった!!
露さんのハーモニクス、今日もバッチリ決まってて心射抜かれました。
最後のアレンジめっちゃかっこよかったな!!!どう始まるのか、どう終わるのかが分かりそうで分からないライブアレンジがとても好き。

トロイメライ後のはけ方があっさりすぎて、これはもうWアンコール来るの完全にあちらと想定してただろうな。たくさん曲詰め込むために、そうしてくれたんだろうなー。すぐ出てきてくれた!

Wアンコール
成田さんがメンバー紹介
なっちゃん、つゆさん(屋台骨、地団太踏むやつと足反りながらピョンピョン跳ねて弾くの、可愛い)、三澤さん(うちの天然 、ちゃんと合わせてよってなっちゃんに言われる )、謙介さん(いつもありがとう)、成田さん(なっちゃんに「うちのリーダー」と紹介され、そのまま贅沢ないいわけのライブアレンジイントロへ)

贅沢ないいわけ
個人的には贅沢ないいわけで終わることが結構意外でした。サビの手拍子完璧すぎひんかベルガマスク組…?ステージからみんなの愛は届いたかな。間奏が毎回かっこよすぎる なんかこればっかり言ってるな 。バンドとしてのパスピエ の素晴らしさが凄く伝わる曲だと思う。 



そして曲に限らず思った感想と事実、疑問点をとりとめなく述べます。


・どうして楽器隊のポジションが上手と下手逆だったのか?→ツイッターでの意見でGOKURAKUの副音声でグランドピアノを入れることでトキノワかなんかがいつも弾いてる手が逆になって大変だった、ということがあった。それを考慮して左手でコード、右手でシンセ弾けるようにしたのではという考察は納得いきました。
・ギターソロ多めで三澤さん大活躍だった
・成田さんグランドピアノでは後ろ姿しかみえないけどおしりふりふりみたいなノリ方しててとても可愛かった。
・なっちゃんに大好きだっ!って言われた、あのへんのMCのワンマンでしか聴けないテンションがとても好きです
・アルバムの最後の曲は、クラシック要素の曲が多いから、その曲たちの採用率高かった気がする。NHKのラジオで話してた曲たち。
・今回のオケの楽譜はきっと成田さんが書いてるだろうから、ほんとにほんとにこれが成田さんが曲作ったときに思い描いてる世界で、それを生で体感できて本当に良かった。
・成田さんが右手弾きながら左手でストリングスに合図だしてた。コンサートマスター成田ハネダ
・メーザーコラボ2回してたな(なんの曲かは忘れた)、みさわさん上手行きがち、上手今回神席説
・つゆさん、最初のオケパートではエリート5弦をずっと使ってて。多分オケで混ざるような(特にストリングスとの調和)でもしっかり土台として低音を鳴らすような、そんなことを意識してたんじゃないかなと。 バンドパートで4弦に持ち替えた時に思いました。
・今までそんなにちゃんと聴けてなかった曲、しっくりきてなかった曲たちの良さを改めて思い知った、知らされたという気持ち
・最初のオケバージョンを見続けてパスピエ 、これを平常運転にすればいいのに?!って思ったけどバンドならではのパスピエ もやっぱりめちゃくちゃ良くて、これからも色んなパスピエ をみたいなと思いました。



最後に
EYEでおEYEできてこの上ない幸せでした。

これからもずっと、

20周年だっておEYEたいです。

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