【ライブレポ】Senri Oe Trio@COTTON CLUB 2023.12.30
あぁ、生きててよかった。大げさだけどそう感じたぁ。
行ってきましたSenri Oe Trio @ COTTON CLUB。
いやぁ、いい。いい。とにかく、いい。
とにかく幸せ。(全くレポになってない・・・苦笑)
というか、、、公私ともにイロイロあったここ数年を過ごしていて、ライブとかに行く余裕がなくて、全く心の潤い時間を忘れていたのか・・・、しみたぁ。これだ、これだ。私の栄養!
まだ明日お楽しみの方がいるので内容は伏せて、感想と感激を!
まずは・・・こんなに至近距離(多分20M位)で生千里さんを拝見したのが人生初でして。席に案内された時「ち、近い・・・」と緊張。昔はスタジオやホールで「千里さんまで遠いなぁ・・・本当にいるのかなぁ・・・千里さんも私も眼鏡をかけているので、二人の間には眼鏡が二個という障害物まであるよ・・・」とカワイイことを思っていたのだけれど、、、(眼鏡はさておき)「え?そこのステージに現れるの?」と頭が混乱。そうか、◯十年の時を経て、ホンモノを拝める日が来るとは。生きててよかった!やっぱり、ファンであるということは、作品だけでなく、「アーティストの存在」まるごとが勇気や青春の証なので、大事!お時間になったら、じゃじゃーん、登場。「あ、ホンモノだ!動いてる、歩いてる。」我ながらアホなリアクションだけど、長年のファンタジーがリアルになった瞬間でした。
感動2つ目は、9月に千里さんのソロピアノに行ってただただ号泣してたのですが、「ああ、本当に帰ってきてくれたぁ。仲間も一緒だぁ。」とワクワク、ステージもなんだか落ち着いてハッピームード。そして、嬉しいと同時にトリオのお二人が本当に素敵で、演奏もカッコいいの極地。すみません、千里さん、今回は Matt Clohesy(Bass)さんと Ross Pederson (Drums)を観ていた時間が若干?大分?長かったかもしれません!お二人の佇まいも、演奏も、目が行ってしまうのです!また、一緒に日本に来てくれてありがとうぉぉぉとも思ったし、千里さんの音楽を更にカッコよくしてくれて嬉しいぃぃぃ。お二人が優しそうに千里さんの音を拾って、育てて「Senri こんな感じでどう?」と超クールな演奏を返してくる感じがたまらん。
感動3つ目は、ジャズライブには行ったことあったけど、こんなに近くで観て聴いたことがなく、ジャズって”演奏”しているんじゃないんだ、身体から湧き上がるものを楽器に伝えて、音にして、ミュージシャン同志でまぜまぜしているんだと改めて思った(表現が素人ですみません)。よくセッションとか、ジャミングの話は言葉として聴くし、頭では理解はしていたのだけれど、「このことか!」と。千里さんが合図をしたり、ピアノを弾き始めると、マットさんとロスさんが「ちゅ~」と身体と心全部で感じて、吸収して、やがて、身体全部の毛細血管を通じて「むにゅ~」とエネルギーが走り出て、手や足から楽器に伝わって「動かされている」みたいに見えた。自然なエネルギーの流れとか、3二人の中の細かいコミュニケーションとか、、、「うわぁ、すごい」一体感というか、響き合い合戦というか。目の前で起こっているセッションがすごくて、もちろん聴いていたんだけど、「すごいもの観た!」「なんだこれは!」レコーディングの時も起きていることなんだろうけど、ライブで観られる、体験できるのはすごく貴重だった。生きてる~って感じがした。
昨今、音楽もいろんな作り方があり、お届けの仕方があって、トレンドに乗らないといけないなぁ、と思っていたけれど、いやいや、「ライブがいい」「ライブ最高」。
おやすみなさい。