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クリエイティブになるのあきらめてない?

YouTubeやTiktokの台等で、いままでは素人と言われていた人たちがテレビ等のメディアに負けないほどの視聴数を稼ぎ、次々とおもしろいコンテンツを発信する時代になりましたね。

大手事務所に従う必要もなく、極論スマホさえあれば何万人というユーザーに見てもらえる可能性があるんだから、夢があります。

唐突ですが、私はずっと「クリエイティブ」という言葉に憧れとコンプレックスを抱いてきた人間でした。

子どもの頃は漫画家に憧れて画材を揃えて書いてみたり、プリクラをかわいくデコれる友達がうらやましかったり。

デザイン系のカレッジに入ったはいいものの自分にクリエイティブな能力があるとは思えず、最初の1年は自分から何も出てこないのが苦しかったです。

でもなんか「クリエイター」ってかっこいいし、美しいものを作りたい、という憧れをどうしても捨てきれなくて。

そしてカレッジで出される課題に応える形でなんとかアイデアを絞り出していくうちに、だんだん自分のクリエイティブ能力(運動神経みたいな)が伸びてくる手応えを感じるようになりました。

そもそも、創造力やクリエイティビティって本来は誰にでも備わってる標準機能なんですよね。

別に絵が描けなくても、かっこいい音楽が作れなくても、映画が撮れなくても、バズる投稿ができなくても、いくらでもクリエイティブになれるんです。

例えば料理をしていて、今日はこの材料を変えてアレンジしてみようかなとか。

プチジョークで同僚に小笑いを提供したとか。

ビジネスのアイデアを思いついて起業してみたとか。

美しい紅葉を見て写真を撮ってみたとか。

その規模に違いはあれど、全部あなたが創ったものですよね。

そう考えると別に難しいことではないし、「クリエイティブ」が特別な才能を与えられた誰かの特権ではないと言えると思います。

意識しないと消費し続けることになる

でも、怖いのがちゃんと意識しないと消費ばかりになってしまうということ。

素人でも簡単に動画を作ったり発信できるようになったとはいえ、いまだにインターネットに溢れるコンテンツを眺めるだけで、ただあれこれといちゃもんをつけて消費している人の方が多数派です。

そうすると、クオリティの高いコンテンツに触れることばかりに慣れて、自分自身は何も生み出さないまま、どんどん廃れていくんですよね。

YouTubeやTikTokで発信する人に気軽にネガティブなコメントをする人が多いのもここに一因があると思います。

「創造力を呼び出す習慣」という本を書いたチェイス・ジャービスは、こう言っています。

ぼくらはみんな、生まれつきクリエイティブだ。(中略)そのエネルギーは日常的に何かを創造することで解き放たれなければならない。押さえ込んでしまうと、何かを批判する方に向かったり、誰かを傷つけてしまったりするかもしれない。表現することにそのエネルギーを向けないと、あなたの創造力はあなたの人生を狂わせてしまうかもしれない。

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これ、私は割とガチだと思います。

自分はそういう才能ないとか向いてないとか、憧れている対象だからこそ簡単に手を出せないのは分かるんですけど、一生、自分が持つクリエイティビティに気づかないまま人生を終えるなんてもったいなさすぎる。

ましてや誰かを傷つけることに向かってしまうなんて、いやですよね。

最初は下手くそなものしか出来なくて自分の頭の中で思い浮かべたものとはかけ離れていたとしても、ゴミみたいなものしか出来なくても、いいんです。

続けていれば、徐々に形ができてきて、少しずつ「これいいかも」と思えるようになって、次第に第三者からも「すごい」と言われるようになってくる。

その繰り返しが、私たちの人生を彩るものになるんじゃないかと思っています。

ぜひ、これを読んでくれた方にはこの週末何かを創り始めてくれたらいいな〜!

私も何かやろうと思います!


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