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季節と暮らし。

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季節や時間の移ろいを大切にしていきたい。そんな想いでいつもより少し丁寧に『時』を感じてみた生活の記録。
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#今日やったこと

七夕の夜と、鉄風鈴。

本日より、二十四節気では『小暑』という季節に入りました。 梅雨が明け、本格的な暑さが始まりだすこの時期は、次の『大暑』と合わせて『暑中』といい、暑中見舞いを送る季節としても知られています。 そして本日7月7日といえば有名な行事がもう一つ。 五節句の一つでもある『七夕』の日。 もともと日本にあった禊の風習『棚機(たなばた)』と、中国より伝わった伝説や行事が結びつき、時代と共に形を変えながら現代の『七夕』へと変化していったそうです。 こんな日は天の川に想いを馳せて、短冊に

ほっこり、あたたか、母の粥。

寒さがさらに深まり、冬の厳しさをよりいっそう感じ始めるこの頃。 昨日より二十四節気では「小寒」という季節に入りました。 これから「大寒」を挟み「立春」へと姿を変えていく自然の移ろい。冬を楽しみつつ、ぬくもりある物たちへ感謝をしながら、暖かな春の訪れを待ちたいものですね。 そして本日1月7日は最初の五節句にあたる「人日の節句」です。 栄養満点の春の七草を使った「七草粥」を食べ、一年の無病息災を祈る日としてもよく知られています。 我が家でも毎年この日は朝食に「七草粥」をいた

冬至から感じる、自然の恵み。

本日は一年の中で最も昼が短く、夜の長い「冬至」です。今日を境に、少しずつ日照時間が長くなる、陰と陽の折り返し地点のような節目の日。 古来より、生命の象徴である太陽が一番弱いこの日は、日本だけでなく世界中で「死に最も近い日」として畏れられ、それぞれの地域で独自の風習が今でも数多く残っています。 日本でも、寒さを乗り切るために「無病息災」を願った風習がいくつかありますよね。せっかくなので、私も少し実践してみることにしました。 「ん」がつく食べ物を食べる冬至に「ん」がつく食べ

大掃除は、やっぱり脱線する。

12月も下旬ということで、私の家では「大掃除」を始めてみました。 皆さん大掃除ってどうやってされているでしょう。何日くらいかけられているでしょうか。 私はなかなかまとまった時間を作れないので、掃除箇所を細かく分けて約1週間くらいで終わらせる予定です。 (ちょっとかかりすぎかも…と毎回思います。笑) 断捨離しながら行うので、つい脱線して時間をかけてしまいますが、自分の周りに置くものを吟味して整理整頓していく作業は、気持ちもすっきり晴れやかになるので楽しい作業でもあります。

冬のはじまりは、静かで穏やかな心と共に。

まだ暖かさが残る空気の中に、少し冷たい澄んだ冷気も混じり始めた今日この頃。二十四節気では昨日から「立冬」という季節に入り、暦では冬がはじまりました。 実家のある北海道では、もうイチョウの葉が落ち始め、いよいよ冬の景色に移り変わるようですが、私が住む東京ではようやくほんのり葉が色づき始めた頃。見ごろは11月下旬でしょうか? 外に出るたびに木々の色が移りゆくさまを楽しめる、歩くのが楽しい季節です。 久しぶりにお花も飾ってみました。 少し冷たい色彩のブーケで冬の到来を祝福。