①
「まだ若いんだから大丈夫」「まだ若いのにえらいねー」
私はこの言葉を聞くと何て返していいか分からなくなる。
言った本人は深い意味で言っていないだろうし、多分感じたそのままなのだろう。
ただ、私は、これにどう返答していいか分からない。
時間は有限であるし、年齢は数字だけど、この先のことを考えると動かないままなのは強烈な不安に襲われる。
だから、「若いのに未来のことを考えて行動してて偉いね」という褒め言葉として捉えられるものが、自信のなさと多少の捻くれさから受け取ることができない。
いや、本来の心の声は主張したいのだと思う。
「未来のことを考えて行動してる私すごいでしょ!!みて!そして褒めて!」
というわけではなく、この先のことを考えると不安だし、社会で戦えるほどのスキルを持ち合わせてなさすぎる。ただこのままじっとしているのは違うから、今抱えている不安を払拭させたいからあなたのお話を聞かせてくれ!行動せねば!!!
に近い気がする。
要は「不安」を訴えたいのだ。
欲してるのはこの不安と戦える武器であって、褒め薬ではない。
似たような悩みを抱えている人の話を聞くと共感するし、その悩みに応えてる人の解を聞くとなるほど、確かにとなるが、私はその人ではないので、悩みも解も100%一致することはあり得ない。
不安をストレートにぶつけたって、完璧な回答なんてもらえるわけでもない。
結局は、自分は何をしたいのか、好きなことできること得意なことは何か、苦手なこと・やりたくないことはなんなのかを自分自身と会話して、自分と答え合わせをしていく他ない。
不安を一つ一つ解いて、最善策を探して、答えにしていく。それをくり返すしかないのだ。
結局なんて返すのが正解かは分からないままだけど、まぁそれでいっか!
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