君のためにここにいる
わたしの推し、INIの髙塚大夢くんが、
初めて声優に挑戦することになりました。
初挑戦で初主演、そして主題歌はINIの「My Story」に。それだけでも感慨深いのに、なんとその忙しい中で作詞まで手掛けたという大夢くん。
彼の言葉で紡がれるこの曲の良さを、素晴らしさを、どうしても語りたくてnoteに記します。
ただのいちオタクの感想にすぎないので、個人的な解釈に過ぎないので、ふーん、そうやってとらえた人もいるんだ~くらいの気持ちで読んでいただければと思います。曲を聴きながら楽しんでいただけたら、何よりです🙇♀️
まずは最初の匠海くんパートと京ちゃんパート。「憧れと理想は今日も宙を舞ったまま」「白紙のページだけ続いていく」「最初の一言も綴れないまま時が過ぎて」の歌詞は、夢がありながらも宙ぶらりんな思いを抱えていた、最初の一歩が踏み出せずにいた大夢くんの様子を描いているように感じます。
そして次の大夢くんパート「見上げた空の遠さに足がすくんだ でもふっと聞こえた声」。「見上げた空の遠さ」は、自分の描く夢に手の届かないような、夢に向かって踏み出すのが少し怖いと感じているようなスタート地点に立つ大夢くんの心境があらわれているよう。上手い人に出会えば出会うほど、自分の夢がどれだけ遠くにあるのか、思い知らされているようで不安に思った日もあっただろうな。そこで聞こえた声は、その夢を後押ししてくれた先輩や仲間、家族の声なのかな。天から大夢くんを呼んでくれた、神様みたいな声な気もするし。
そして柾哉パートの「僕が思い描いたその先へ」は、夢のその先へ、って意味にも感じられます。
そしてサビへと繋がる「さぁ行こうか」の言葉の紡ぎ方がとても好き。さぁ、って、一緒に、ってことですよね。共に手をぎゅっと繋いで歩んでいくこの感じが本当に好きです。イメージ的には、青空から降りてきた、力強い翼をもった仲間が、高い空(=夢へと続く道)に共に羽ばたいてくれるような。何気なく選んだ言葉かもしれないけど、私的にとても痺れるセンスでした。
大夢くんパートの「踏み出した一歩 物語はここからさ」は不安ではなく、夢のその先に期待を抱いて歩みを進めていく様子が感じられて明るい気持ちになれます。その後続く、「君となら地図がなくたってきっと辿り着けるから」の「君」は、作品内で行くならミラのことを指すのでしょうが、INIのメンバー、MINIのことを言ってくれている気もして、大好きなパートです。
そして京ちゃんパートですよ!「君のために 僕はここに来たんだよ」この歌詞が本当に好き。作品で言うならミラのためにルスランが来た、ってことになるんでしょうが、プデュ中誰より京ちゃんを支えとして頑張っていたであろう大夢くんにとって、ここを京ちゃんが歌うって、本当に感慨深いというか、意味深く感じられたんじゃないかな。これ、MINIに向けてINIが歌うことでまた違った意味合いも感じられそう。素敵。その後の「Spend whole new life with you」=「まったく新しい人生を、あなたとともに過ごそう」は、INIのメンバーとしての今の自分が、人生を、MINIと共に過ごしていく、っていう意味に感じられて、涙が出るほど大切にしたい一節です。
そして歌詞を書いた本人も大好き、歌っている威尊くんも大絶賛していたパート「憧れていた理想の場所 少し近づけた今なら」とそれに続く「過去の自分を悔やんだりはしない」。自分の夢である場所に「少し」近づけた、って表現がいかにも大夢くんらしくて愛おしい。抱きしめたいくらい愛おしいパートです。そして「過去」のワードが出てきたので少し話したいのですが…
大夢くんってすごく過去を大切に生きてきた人だと思うんです。思い出もすごく大切にするし、あの時のあの話!っていうのが割とすぐ出てくるイメージ。そして大夢くんは以前何かの雑誌のインタビューで「行けるなら過去未来どちらにいく?」って質問に、「前は過去って答えてたけど今は未来。」と話していたんですよね…理由は、過去の失敗も学びに変えて、成長してこれたと感じられるから、今は未来を見に行きたい、というようなものでした。大切な仲間に出会い、少しずつ夢が叶い、未来に向かってポジティブなイメージを持てるようになったからこそ未来に行きたいんじゃないかな。大夢くんがそう思えるようになったINIという環境が、本当にありがたいなって感じました( ; ; )
話は戻りますが、そんな今だからこそ、過去の自分(もがいたり、夢と現実の遠さに足がすくんだりした日々)を悔やまず見つめられるのかなって。そう感じました。
そして涙が出るほど良かった西くんパート!
「後ろを振り返っても追い風に打たれるだけさ」
この歌詞と西くんの声の相性最高ですよね…
過去を見ようとしても、前を向けと言われるような。進むべきは前なんだと、背中を強く押してくれる歌詞に感じます。
そして続くトト兄弟のパート「蓋をした想いに耳を傾けて」「迷いもなくなって」は、一度は蓋をしようと考えた、大好きな「歌うこと」を仕事にしたいという自分の素直な声だったんじゃないかな。理人パートの「信じても良いんだって」は、周りを、仲間を、そして何より自分を信じて進めば良い、って道標のようなものが見えてきて、自分の歩むべき道がサァ…って目の前にあらわれたような感じがします。ここでふぇんくんの「心に導かれるまま」って美しい声が響くの、最高ですよね…
そして2番はサビで京ちゃんパートが「飛び込んだ今 恐れることは何もない」となっています。ここも大好きな歌詞。プデュという世界に飛び込んだあの頃、と捉えることもできるし色々な音楽が渦巻くこの世界に飛び込んだ、と捉えることもできるけど、「恐れることは何もない」ってすごく力強い歌詞ですよね。自信に溢れててかっこいい。でもその根底は自分だけじゃなく、「君となら」、「新しい景色 見に行ける気がする」から。素敵な続き方だなぁ…🥲INIのメンバーとなら、MINIとなら、新しい景色を見れるって信じてる大夢くんのまっすぐな心がそのまま胸を貫くようで、本当に愛おしくてたまらないフレーズです。
そして私的最も胸熱パートは髙牧が歌う
「本当は弱くて不安で 彷徨ってしまっても
君となら」 「抜け出せるよ」です。感無量。
最初に聴いたとき、ここでぶわぁ…って涙が溢れた。こんなにも歌詞が胸を揺さぶること、なかった。
初の作詞ですよ。色々カッコつけたくなりそうなもんじゃないですか。でも大夢くんは、「本当は弱くて不安で」っていう言葉を選んだ。大切にそこに紡いだ。それがとてつもない感動を、私に与えたんだと思います。思えば彼はプデュからずっとそう。自分を鼓舞するような言葉は発するし、カッコいい姿を見せたい!ともよく言ってる。でも変にカッコつけないんですよね。ちゃんと弱いところも見せてくれる。そこに人間味を感じて、それこそが大夢くんの沼ポイントだと私は思ってます。だって自分が料理した時、失敗しちゃった!ってのもファンに送ってくるんですよ?本当に素直。この曲にも強さを感じる歌詞がたくさんあるけど、「本当は弱くて不安」なんだ…と思うと途端に自分のことのようにこの曲がさらに愛おしくなるし、大切に抱きしめたくなります。
話を戻しますが、そうして彷徨った時君となら(メンバーとなら、MINIとなら)抜け出せる、ってまっすぐ信じる大夢くんの美しさが本当に眩しくて。
しかもこの「抜け出せるよ」の音域ヤバくないですか?(語彙力ゼロ)女性の私でさえ苦しい高音を、飛行機がシューーーーって、空に飛び立つように、美しい鳥が青空に羽ばたくように、爽快な調子で風が吹き抜けるように歌う。天才ですね。
そして続くラストのサビ。匠海くんパートの
「踏み出した一歩 物語は終わらない」、この先も続く物語を見ていたい、そんな気持ちになります。京ちゃんと柾哉くんの「君となら 全て魔法のように上手くいくはず」も好き。魔法のようにうまくいく、っていうとてつもなくポジティブかつ可愛らしい歌詞を柾哉くんが歌うって本当に、合いますね…最高です。
そしてタイトルにも使わせていただいた
「君のために 僕はここにいるんだよ」。
こんな素敵な歌詞書ける人、大夢くんしか知らない!知りません!泣
君って、私、ですよね?MINIのことって、思っていいですか…?ってぼろぼろ泣いちゃいました。
「君のために 僕はここに来たんだよ」が助けに来てくれたヒーローみたいなイメージとすると、
「君のために 僕はここにいるんだよ」は、
優しく寄り添ってくれる、どんな時も変わらずそこにいてくれる、「私」が辛くてしゃがみこんでる時には一緒にしゃがんで優しく背中をさすってくれる、そんな印象で…
辛い誰かに、手を差し伸べるために。
頑張る誰かの、エネルギーになるために。
今日も大夢くんを必要とする、誰かのために。
彼はそこに「アイドル」として存在してくれてるんだなって。泣くしかない、こんな歌詞。
この歌詞を見るだけで、聴くだけで、柔らかい優しい大夢くんの笑顔が浮かぶし、いつだって背中を押してもらえそう。そう確信に似た気持ちになります。本当に素敵な歌詞。私が出会った中で1番大切にしたいと思った歌詞です。
そのあとに全員で続けていく「おとぎ話なんかじゃない 物語を描いていこう 君といつまでも」は、INIとMINIのストーリーはこれからも続いていく、夢のようだけど夢じゃないこの時間を一緒に楽しもうね、作っていこうね、と語りかけてくれてる気がして。INIが大好きだなって、改めて実感したパートです。
そして最後に大夢くんの声でのびのびと歌われる
「Spend whole new life with you」。
ライブでも話してましたが、INIとして、新しい人生を歩んでいるように感じている大夢くんならではの歌詞だし、彼が最後にこのパートを歌うことに意味があるのかなって。
これまでとは違う新しい人生を、MINIと共に歩んでくれようとしている彼の覚悟を、まっすぐな愛情を、受け止めてこれからも一緒にいろんな景色を見たいな。そう思いました。大夢くん、メンバー、MINI。大夢くんの手を引いて、見せてあげたい、もっと高くの、素敵な景色を、って思っていたけれど。
本当は大夢くんに引っ張ってもらって、素敵な景色を見せてもらっていたんだね。
これからもINIとMINIで手を取り合って、力強く美しいこの曲のように羽ばたいて、いろんな素敵な世界を、景色を見て行きたいな。
大夢くん。改めて、素敵な歌詞をありがとう。
素敵な曲をありがとう。素敵な想いをありがとう。私の宝物になりました。ずっとずっと、大切にするね。
最後にこの曲がたくさんの人に愛されること、
そしてこの曲が主題歌となっている、ウクライナの支援のために奮闘して公開へと結びついた映画
「ストールン・プリンセス キーウの王女とルスラン」が多くの人に愛され、支援へと繋がることを祈って結ばせていただきます。
気づけば4500字近く書いてた…
ちょっとしたレポートレベルですね😂
ここまで拙い文章を読んでくださった方がみえましたら、泣いて喜びます。ありがとうございました😌
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