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つまずく点

やっぱりな〜と思ったこと。
小説を書きはじめて、続きが書けなくなって止まった理由。
それは小さな違和感に気づいたからです。ここを修正しないと、前に進めません。

どうにもなんだか書くのに腰が重い。
うーん…進められないーと悩んでいて、はたと気づきました。ここの設定を直さないと、後々につじつまが合わなくなるぞ、と。

登場人物の人間関係や後々のストーリーの進行予定をもう一度見直します。ここはこういう設定で書いておこうと決めて書き直したら、止まった点から進むことができました。
ホッとしました。

この作業は編み物を思い出します。
昔に一度だけマフラーを編んだこと。ひとつの結び目を間違えて、そのまま編み進んだらガタガタになってビローンと伸びきった不格好なマフラーが完成しました。
長編小説を書くことに似ていると思います。

ほんとに小さな文章一行に、大きな矛盾や引っ掛かりを残してしまう恐ろしさ。それが物語を破綻させることもあるのです。くわばらくわばら。

登場人物の性格も一変させることがあります。純情な性格設定のはずのキャラクターが、一気に薄情な浮気者へと変わってしまう。これでは興ざめです。
プロットや設定表を書き直しながら、矛盾がないか気を揉む作業。最初から全てカチッと決めて書けないので、キャラの性格を探りながら書いています。

正直に言うと、しんどい。
面倒くさいけれど、忘れてしまうので細かなメモは大事。

書けない、と思うとき。
そこには小さいけれど重要な違和感があります。
そこをおざなりにすると、物語を書き終われない、お話が破綻する、という最大のやらかしが待っています。

なんなら全部まるっと書き直し!
泣けます。

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