見出し画像

わがままなお母さん

私の息子長男は小学3年生。
小さい子が大好きで赤ちゃんを
目の前にすると言葉になる長男。
とっても優しくて気遣いの出来る子。
(弟には厳しいけどね笑)

小学校2年生の2月ごろから
体調を崩したこともあって少し長いおやすみを。
そしたらそのあとから
学校への行きしぶりがはじまって。

1年生の2学期のときもあったから
あーまたきたなぁって感じで。
でもあの時とはちょっと違う感覚。

身体も心も成長して
物心がついた今。
「学校行きたくない」は
なんかちがって

どーにか紛らわそーと行かすことも
無理やり行かせることも
本当にできなくなった。

無理矢理行かせることが
正解じゃないとわかっていても
どこか行ってほしい気持ち。

この子のため?
私のため?
どっちも。

学校行かないと勉強おくれちゃうよ?
学校行かないと友達いなくなるよ?
(子どもへの心配だけど学校いかなくても
 ここはなんとかなる気がする)

お昼毎日大変じゃん?
好きな事できないよ。(1人時間ないやん)
ママお仕事どうしたらいいの?
え、ランチいけないやん?
(自由に動ける時間がなくなるのが
きっと嫌なんだよ、私が)

結局は親の都合だったりする。
もちろん子どもへの心配もあるけど
可能性しか、未来しかない子どもは
きっとなんとでもなる。
いろんな選択があるはず。

学校行けなかったからって
大人になれないわけじゃないし
勉強できないからって困ることなんてない。
学校だけが全てじゃないよね。
(言い聞かせてるわたし笑)

そう分かってるのに
学校へ行ってほしい、
行ってくれるとホッとする自分がいて

毎日明日は行くなんて約束しても
行けなかったり
行けないから休んじゃって、
でもゲームはなしね
と約束したり
休んだんだから手伝いなさいよ!

みたいに強く言っちゃう自分もいたりして

もう何が正解かわからなくなって
いろんな人に話聞いてもらって

でも答えなんか出なくて
とゆーか答えなんかなくて
私と息子にしかできないこと
その子その子一人ひとり違って
これをしたらよくなるよ!
なんてない


行けなくなって
怒り狂ってあたった日も
泣きまくった日も
これではダメだと優しくなれたとおもったら
またイライラしちゃう日も

まだまだ葛藤もあるし
子どものこと、私自身のこと
受け止めきれてない自分がいるんだけど

いまはそうゆう状況、状態だってこと

これはもう事実であって
変えられない
ないことになんてできない

行きたくない
行けない
理由はないけどなんとなく
ママといたい

「そっかぁ、行きたくないんだね」
「行けないんだね」

この気持ちを聞いてあげて
認めてあげる

「なんで?どうして?」
ついついきいちゃう。
「明日は行けるの?」「学校はいくとこでしょ!」
そんなことばっかり言いたくなるし
余裕がないと言っちゃってるけど

心配しすぎないこと
これがこの子にまた不安を与えてる


いまは息子の中にそういう気持ちが
あるということ
それだけはわかってあげたいし


子どもにとって
どんな時もお母さんが
受け止めてくれる人で
安心できる存在でありたいなとおもう

でもでも子どもは絶対に大丈夫
必ず行くようになる!なんて言葉
軽々しく言えないし言いたくない
でもぜったいに大丈夫
学校以上に必要なこと
ママという誰にも変われない存在から
与えられるもの
学校じゃない居場所別の世界から学ぶ事
きっとある

学校以外の居場所
そんなところがあるといいのかも
どこでもいい
子どもが落ち着くところ
ママが安心できる場所
そうゆう吐き出す場所が
あるとまたちがうのかも

学校をおやすみするようになって

ふれあうことが前よりは多くなって
あるけば腕を組んでくるようになって
お互いに思う事を言い合えるようになった
(気がする)いいこともわるいことも

今は週に2.3回行けたら
はなまるな長男。(しかもほぼ保健室)
優しい先生たち
毎日電話くれる先生たちには
感謝しかなくて頭が上がらない

私1人ではどーにもできないんよね

そんな今日は遠足だった。
行きたくないなぁとつぶやいてた3日前の夜。
今年は行けないかなぁなんて思ってたけど
前日にはちゃっちゃとリュックに詰め込んで準備して
行ってきまーすとでていった。

こっそりみに行きたいなぁなんて
思いながら(過保護?笑)
我慢して
帰宅してきたらお疲れの様子。
だけどたくさん話してくれて
こんなのした、あんなのした、楽しかったって。
ほっと一安心。

夕方は元気いっぱい公園へ。
離れることに不安を感じやすい長男も
みんなの輪に入り楽しそうにあそび
わたしがみにいっても声すらかけてこない。
そしてなかなか帰ってこない。
(毎朝のあれはなんなんじゃい!てくらい)


学校に行ってよと願っていながらも
なんだか置いてけぼり感。
ああ。こうやって離れてくんだな。
離れる時間が増えてくんだな。

そう思うと寂しくなったし
もっと一緒にいたいのにな
なんておもってしまう
都合良すぎだよね

わがままな私。
わがままなお母さん。

ないものを寂しがったり悲しむんじゃなくて
今あるものに感謝して、楽しんで
一日いちにち大切に生きていきたい

生きてるだけで十分
笑って過ごせたら花丸

子どもと一緒にいられる時間を大切に

私はこの働き方でよかった、ほんとうに
優しい生徒様に恵まれて感謝しかありません。

私みたいに葛藤しているママきっとたくさんいる

日々頑張るママの心の拠り所に
ママたちが少しでもホッとできる空間を
リラックスできる場を
作っていきたいな。


長々と読んでくださりありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?