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青春に憧れて

青春とは。

年のわかいこと。 青年。 青年時代。

コトバンク

夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの。青年時代。

goo辞書

季節の「春」を示す言葉である。転じて、生涯において若く元気な時代、主に青年時代を指す言葉として用いられる。

Wikipedia

青春は、高校生あるいは大学生のことかもしれない。

私の青春は。



私は、地方の公立高校に通っていた。
一応進学校を名乗っているが、毎年京大にいくのは2~3人ほど。
地元意識が強いせいか、上京する人はほとんどいない。
そんな高校での日々は退屈でしかたなかった。

私は、部活にも入らず、たいして勉強もせず。
窮屈さを強く感じながら3年間を過ごした。

すでに記憶は曖昧だが、入学して1~2ヵ月経ったころ、「国公立大学への進学こそが正義!!!」と教え込まれた。
わざわざ外部から講師を招いての講演会だったと記憶している。

「動作は0.1秒」という号令とともに強いられる集団行動。
ゴミ箱にポッキーの箱が捨てられていて開かれるホームルーム。
携帯の着信音が鳴って静まり返る教室。

すぐに高校に嫌気がさし、「あっ、おわったな…」と感じる。

毎日出されるたくさんの予習・復習。
さらに、小テスト。

そんなものに疲弊し、高校以外に世界を広げる余裕すらなかった。

そんなこんなで私の青春は、深い鼠色って感じ。

「大学こそは楽しむぞ!」と意気込んだが、たいして輝かなかった。

そんな私は青春ストーリーが好きすぎる。



私には、もう来ない青春。
勉強でも部活でもなんでもいい。
仲間と没頭して打ち込んだ日々。
もがいてもがいて実らなかったっていい。
そんな青春は一生の宝物。

青春がこれからの人には存分に愉しんでもらいたい。

大学入学共通テスト1日目の夕方にて。

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