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3ヶ月後に誕生日を迎える私へ

今日は、2024年1月8日。
私は3ヶ月後に誕生日を迎える。

そんな今日は成人の日でもある。

いまは「二十歳の集い」と呼ぶこともあるらしい。2022年から、成年年齢が20歳から18歳に変わったためだ。

18歳や20歳と言えば大学生の頃。
大して将来に希望を持っていなかったが、悲観もしていなかった、そんな頃。

自分の強みや弱みなども大して理解していなかったが、社会人として無難にやっていけるだろう、と思っていた。

数年後、そんな考えは到底甘かったことを知る。

会社員としてうまく適応できない自分が嫌いで情けない気持ちになった。強い自己嫌悪を抱えつつ、住民税や国民健康保険料の金額の大きさに唖然として「生きるだけで大変なんだな…」と痛感した。

うまく人生を送っているようにみえる同僚や友人をみて、さらに自分の人生を悲観する。
のちのち、同僚や友人にも人それぞれ試練があったと感じるが、当時は隣の芝生がとてもとても青く見えた。

20代も半ばに差し掛かると結婚や出産という言葉も飛び交う。
もともと結婚願望はなかった私だが、「結婚=しなければいけないもの」と思い込み、足掻いた。

まったく無駄な時間や労力だった。

でも、こういった過程も、学びのひとつなんだろうとも思う。

人生にはもちろん正解はないし、自由だからこそ悩むのだろう。

その後、多くの刺激に耐えられず、生活は崩壊した。
そんな生活を再構築したのは30歳前後の頃。

間違いなく20代よりも30代のほうが楽しい日々を過ごしている。

自分の価値観を築きつつあるし、「よそはよそ、うちはうち」という軸がぶれることはうんと少なくなった。

さて、10年後、20年後の自分はどうなっているのだろう。

想像できないが、いまと変わらない生活を送っている気がするような、しないような。

それって、いい感じってやつなのだろうか…。それとも停滞?うーん、どうだろう。

「幸せだ」と思い込んだら、いつだって幸せなのだろうか。




よくわからない。

よくわからないけれども、歩み続けなきゃいけないことは知っている。

死ぬまで生きるぞ。
なんて、強めの表現を使ってみたり。

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