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技術士建設部門キーワード 監理技術者

1.監理技術者の責務
 
監理技術者は、工事現場における建設工事を適正に実施するため、
当該建設工事の施工計画の作成工程管理、その他の技術上の管理及び
当該建設工事の施工に従事する者の技術上の指導監督
の職務を誠実に行わなければならない。
※建設業法第26条の4第1項(主任技術者及び監理技術者の職務等)

2.監理技術者の配置要件
 
これまで請負金額が3,500万円以上(建築一式工事の場合は7,000万円以上)の工事は、工事毎に監理技術者を専任で配置することと定められていたが、建設業法改正に伴い、4,000万円以上の建設工事は、監理技術者を補佐する者(監理技術者補佐)を専任で配置すれば、特例監理技術者として複数の工事を兼任することが可能となった。※主任技術者はこれまで同様専任。

3.監理技術者の配置要件の変更背景
 少子高齢化
に伴う全産業的な労働力人口の減少が進む中、建設業においても、限りある人材の有効活用を図るため

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