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オキナワウラジロガシの木の上で


2月上旬に西表に行ってきました。
はじめての西表。
今回はシーカヤックガイドのパートナーと一緒だったので、
森はいけたらラッキーくらいに思っていたのですが、
ガイドしてくれたバジャウトリップの赤塚さんが、
森にもとても詳しく、
思っていた以上の植物に出会うことができました。

仲間川のサキシマスオウノキ。
船浮のデバクサ(モモタマナ)。

事前に調べた西表の巨樹を案内していただき
すっかり満足していた次の日のこと。

雨の日に訪れた林野庁の展示林の森の中に、
大きなオキナワウラジロガシが立っていました。

出会えた時、
とてもとても嬉しくて、
気が付いたら
座り心地がよさそうな太枝を目指して
木の上に登っていました。

ゴツゴツしていて、
足のかけやすそうなこぶがいくつか。
安心してよりかかれる
そんな頼りがいのある感じが
なんともまた嬉しくて。

登ってみたら、
なんだろう。
何とも言えない安心感。
そして躍動感。
ワクワクが止まりませんでした。

森の中に大きな木があるということ。

それは、
そこに安心できる存在がいるっていうこと。
そしてきっと、
それ以上の役目を果たしているのだと思います。

やっぱり巨樹古木の存在は大きい。

樹木だからなんでもいいのではなくって、
数百年という経験を積んだ
樹木が森の中にいることに意味があり、
そこから、
私達は多くのことを学ぶことができる。

そんなことをオキナワウラジロガシの上で感じていました。

実は・・・もうちょっと登りたかった。
また会えたらもう少し登らせてね。

会いに行きたい樹木が増えることは
私の生きがいになりそうです。

今年はもう少し意識して
巨樹古木に会いにいきたいと思っています。

バジャウトリップHP: http://www.bajautrip.com/


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