ひょんな出会いから生まれるもの

過日、自粛続きでお祭りでの笛をかなりサボっていたので「さすがにいけない」となり、公園で神楽の笛の練習をしてきました。

2時間ほど公園で笛を練習して、久々で指や口が疲れてきたのでそろそろ切り上げようとした矢先に、不思議な音が離れたところで鳴っていることに気づきました。

気になったので、音のする方へ行ってみると、アフリカの親指ピアノ「ムビラ(ンビラとも表記するそうです)」というがっきを演奏している一団がいました。

https://youtu.be/UgtzosZCxB8

早速声をかけてみると、ムビラのサークルが名古屋市内中心で活動しているそうで、定期的に外で練習会をされているのだそうです。お話をあれこれしていると、民族音楽界隈の狭い世界ということもあって共通の知り合いが複数人いたりで、話しがはずみました。

自分も民族音楽の笛をやっていることを伝えると「じゃあセッションしてみませんか」ということになり、持っていたプラの篠笛7本調子を使って、即興的に笛の旋律をあれこれとのっけてみました。

なによりもムビラの減衰音がとても心地よくて「ずっとこの音に漂っていたい」という感覚になりました。公園で練習していると、こういうなかなかない出会いがあるもので、楽器をやっていて良かったと改めて思える出来事でした。

セッションの一部を録音したものを貼っておきます。実際のムビラはもっと響きが豊かなのですが、やはり録音すると民族楽器はなかなか魅力が伝わりにくいのはありますね。なんとか雰囲気だけでも伝わったら幸いです。

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