話すことない

 これからのことを話すにあたって、今いちばん話しやすいのは学校のカウンセラーの先生で、べつに何か悩み事を聞いてもらうというよりは、今こういうことをしていて、こうしようと思っている、ということを報告して、それで良いと思いますよ、順調ですね、みたいなことを返してもらっている。何かこう工夫すれば良いとかありますか? と聞き、アドバイスもらってだいたいおしまい。じゃあ、来月また成果(?)を報告しますねという感じで、それで励ましてもらった気になって、その日一日は気分が良いのだが、半ば自己完結している気もしなくもないし、これでいいのかな、と思う。
 今日ははじめてキャリアセンターに行って来て、とりあえずどうしたらよいのかわからんから、アドバイスを貰いに行ったのだが、どうしたらわからん人間にアドバイスすることは当然向こうも難しいわけで、なんかしどろもどろで居心地の悪い時間を過ごした。最初の方のカウンセリングみたい。ある程度自己完結しているか、面接とかESの書き方とかはっきりした目的がないと手ごたえがないのか。でも、フレームワーク的なものは教えてもらえたから進歩。あと、カウンセラーではないからラポール形成みたいなところは希薄なのかなと思った。
 最近は精神科で何を話せば良いのかわからない。薬の話ばかりになる。先生も若干困っているのか、それともこんな患者はざらにいるのか知らないが、何を話せば良いのだろう。悪夢だとかなんらかの愁訴だとかをどうにかするとか、というよりは、その原因をはっきり話して、そこに薬以外でもどう対処するのか、ということを議論した方が良いし、それこそこれからどうやって生きていくか相談した方が良いのだろう。どういう精神で生きていくかは概ね自分で決めているけど、それを人に話してみる。相手の意見を聞いてみるのが、大事なんだろうなと。薬の話をすると、クロチアゼパムとトリプタノールは割と気安く処方される(クロチアゼパムは内服だけどね)。

今日の一句
物言わぬ株主のようだ……


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?