高速バス前夜

　七時十分の高速バスに乗るために、四時に起床することにしたが、しょうじき起きられる自信がないから、いっそオールしてしまおうと画策。バスの中なら、寝ても良いからね。ホテルは三泊予約していて、帰りのバスは五日目に予約してある。つまり、四泊目はさいあくオールして誤魔化そうということで、かなりめちゃくちゃな旅程である。カプセルホテルもはじめて泊まるし。
　東京の方へ用事で、べつに遊びに行くわけじゃないから、テンションも上がるわけじゃないし、妙に緊張しているけど、この頃ずっとそうだ。やろうと決心してから、直前になって嫌になる。楽しくないことも、楽しいことも含めて。始めてしまえば、なんでもないんだけど。東京なんて就職試験以来で、しかもまたスーツを持ち運んでの移動になる。何かを再演しているみたいで嫌になる。新宿を拠点に活動するわけだけど、まあ、都会は楽しみかな。東京は、やはり大阪と明らかに違うのだ。
　これを書いている時点でかなり眠くなっている。不安だ。携帯の充電器を忘れそうな気がする。ノートパソコンは持って行った方が良いんだけど、壊しそうだから二の足を踏んでいる。受付開始時間が書いていないって何？　だいたいで良いんだろうか。自分の常識のなさが露呈しそうだ……と書いていてまた気持ちが下がりそう。やめとけ、やめとけ。
　刀剣乱舞の敵が「歴史修正主義者」なのは、いつ聞いても驚く。この手のものは、私の勝手な思い込みだが、＜そういう＞話題を避けているものだと思っていた。それとも、私が思っている「歴史修正主義者」と刀剣乱舞に出てくる「歴史修正主義者」はまったく関係なく、単なる偶然の一致？　あの人やこの人や、あんな人たちやこんな人たちも制作者側は一切合切丸きり全部想定していない？　まさか。でも、これは野暮な憶測かもしれない。私は加州清光が好きです。
　こんなことを書いているうちにも眠くなる。オール作戦は失敗だったかもしれない。天気予報をみたら、嫌がらせのように雨続き。二十七日夜にオールするなら、屋内でないといけない。あー。今日のぶんを書いたら三十日連続投稿となる。もうこれを機に、毎日書くのはやめてしまおう。実はすでに過去の記事のいくつかは消していて、良い奴（というわけでもないが）を残してある。そういうわけで、だらだらとこの日記を終える。