寝ながら書く

私的なメモ

 REBECCA「MOON」の歌詞になんとなく違和感があったのだが、よく聴くとこの歌、視点人物にブレがある。
 歌い出しは「あたし」が語り手なのだが、そのすぐ次には「あたし」が「娘」とよばれ第三者視点になる。そのあとも第三者視点はつづくのだけど、サビの部分で「Moon あなたは知ってるの」と呼びかけるようになる。この呼びかけは内容からして「あたし」によるものだと思われる。2番もサビ以外は第三者視点。ただし、サビ直前「大切に生きてと彼女は泣いた」の「彼女」がはっきりしない。だれ?
 第三者視点は「Moon」=月なのかな。作曲のことはわからないので、語り手の変化とメロディが変動しているかは不明。



 もともと冴えない頭が、いっそう冴えない、というのが最近の主訴であったが、主観的には軽減した気がする。実際のパフォーマンスがどれほど改善しているかはべつとして。生活習慣がある程度確立されたこと、新年度からの人間関係が大きな軋轢もなく円滑に進みそうなことなどが、精神的な安定性を与えたのかも(あとは依存気味のスマホを触る時間が減る)。
 記憶力は悪くなっている気がする。一生懸命おぼえようとした人の名前を忘れる。顔を忘れる。何回も誦じてきた簡単な知識を忘れる。状況を一言で説明するのに適した単語を忘れる。自分の好きなことを忘れる。など。
 あとは何が言いたいのか、うまくまとまらなくて話が続かない。伝えたいことが、理解されない。アウトプットがうまくできなくて、頭の中でごちゃごちゃになる。自分のことが話せない。手先が不器用だ。楽器はもともと弾けない。読解力だけは上がっていっている実感があるけど、単に経年による読後感の違いを、そのように錯誤しているだけだろう。


 大した容姿でもないけど(というのは嘘だ。私は自分の容姿にたいへんな「期待」を寄せている)、やっぱり褒められるとすれば内面より外見のほうが嬉しい。手放しで喜べる。

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