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喫茶養生記を研究し漢方に生かす

喫茶養生記
栄西著

久しぶりの漢文。

勉強、研究会に
参加。
これは
続けていきたいな。

栄西。
そもそも、エイサイではなく、
ヨウサイ。というお方は鎌倉時代の僧侶。

臨済宗の開祖として
健仁寺を開山しています。

茶の祖でもあり、
宋から茶の木の種を持ち帰っています。

喫茶の習慣
お茶を飲むことで
身体を養生することの大切さを
伝えていったことも有名な僧侶です。

喫茶養生記は
漢文ですが、
栄西のコトバは
まさに中医学的、漢方的なことです。
読み進められやすい。

そこに何度も出てくる植物の一つが

です。

桑の効能、
研究が詳しく書かれており、
お薬としての桑のみならず、
日々の食養生としての桑の役割も
素晴らしいと思います。

その桑を食べて
蚕は絹を生む…。なんとも
神秘的に感じるのは
私だけではないだろうなぁと
思います。

桑は漢方でも
お世話になっていて
五虎湯や清肺湯にも配合されています。
辛涼解表、止咳平喘として用います。

桑単体としての
有用性も目を見張ります。
糖尿病
中風
食欲不振
できもの
脚気

特に桑のお粥を進めていたり
桑の枝を楊枝がわりに噛むこと
ユニークだなぁと思うけど、
まんざらでもないぞ。と感じたのが、
桑の木で枕を作り寝る。ということ。
皮膚からの吸収をあなどってはいけないと
私も常々感じるので、
枕にして首から吸収させることは、
理にかなっていると
思います。
重要経穴も多い場所ですし。

また、
五臓の中での君主は心。ですが、
この心を健康に保つのが
茶の飲用です。

喫茶養生記には
葉をそのまま炒って茶葉のままでの飲用。
または
薬研といって漢方生薬を細かく砕く道具で
抹茶にする方法も記載があり、

時間をかけて至極の一杯が
生まれることが
想像できます。

他にも香りを
嗅ぐ、そして香りを飲むこと。
桑のみならず
さまざまな、
馴染みのある植物が出てきます。

その香りを飲む。

喫茶店というスタイルのお店は
たくさんありますよね。
今は昭和な感じの
喫茶店ではなく
おしゃれなカフェが主流ですが、

喫茶

とは、
もともと
この鎌倉時代にお茶を飲み
お茶の効能を取り込むことが
目的でもあります。

喫茶。
喫茶店。

どこか
ノスタルジー的にも思える
響き。

今一度
喫茶の意味を
お茶を飲む意味を
楽しみつつ

喫茶養生記の研究会へ。
進んでみようかなと
思います。

11月には
鎌倉で桑のお粥を研究
発表があります。

当店のお客様の
養生食として
もちろん私自身の養生としても
桑の研究は面白そうです。

本日も
ありがとうございます。
本日は漢方相談日です。

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歌香

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