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「数分間のエールを」二度目行ってきた話&今の自分の話

以前試写会に行かせていただき、「これはまた見なければ…」と感じたので、思い切って舞台挨拶回に行ってきました。
(後程語る自分語りパートで舞台挨拶のネタバレが一部入ります。ご了承ください。)

今回行ってきた話

今回はストーリー重視で、主に外崎の表情に注目して見てみました。
前回の初見時に「うわっ…これ自分に似てて刺さる…」となったのが外崎でした。
作中、とある外崎の一言が今日この日まで頭にこびりついていました。
何故なら外崎の過去の動機と、自分の過去の動機が似通っていたから。だからこそ、あのシーンの嘆きの言葉は今の自分に大刺さりです。
試写会ではなかった大粒の涙が、これでもかと言わんばかりに流れ落ちました。

前回は画とストーリーをバランス良くなるよう均等に見ていたので、今回あそこまで感情移入するとは思いもしませんでした。

そして何と言ってもラストの映像。
これが大スクリーンで見れたことに感動しました。試写会はプロジェクタースクリーンで見ていたので、見にくい部分もありました。だからこそ大スクリーンでまじまじと見てみたかったんです。実際、試写会時には気づかなかった一つ一つの繊維感と発色、そして液体描写の美しさ。これは本当にすごい…。自分もこんな映像作ってみたいと回想する度思う物です。

本当に今回劇場に観に行ってよかったです。

今の自分の話

さてここからは作品視聴を踏まえた今の自分の話を。
(興味無い方はここまでで全然構いません)

もし今「あなたは何をしたいの?」と聞かれたら、私は「これこれこういう作品を作りたいです。その以外は…特に何も…。」と答える。実際今の生きがいは、”その作品がある程度身体に余裕を持って作れる期間”=身体を休める時間が得られることなんです。

私はここ最近ずっとこの悩みを抱え続けている。きっとこれは数年で解決する悩みではないのだろう。だからこそこの映画に一つの正解を求めていたのかもしれない。勿論その正解は自分への正解とはならない。でもこの映画はきっと正解へのヒントと、これから行動する上での勇気を与えてくれた。

人生に大いに悩んでいる今だからこそ、私は外崎のあの言葉に涙したのだろう。

舞台挨拶にて外崎役の内田さんが仰られていた言葉。「自分で選ぶことが大切。
その前に仰られていた声優になったきっかけの話も相まって、とても説得力があった。
自分は主体性が無く、決まったルーティンや繋がりを大事にするタイプ。だからこそ今後の人生に関わる選択が求められている私に大きく刺さる言葉であった。

最後に

視聴二回目はストーリー(主に外崎)が自分の実情とリンクし、私の今後の人生の選択に大きな影響を与えることとなるでしょう。
そしていつかこの映画が未来の自分にいい影響を与えるエールになりますように。

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