左右の脚の太さの差、なぜ生じるのでしょうか?その原因と治し方。
左右の脚の太さに差はありませんか?
実は多くの方の脚の太さには意外と差があったりします。
聞き足と軸足が関係している?
そうとも言えますが、そうではない場合もあります。
じつは、脚の太さに差が生じる原因の答えは、『股関節の捻じれ』です。
そもそも、脚への血を運ぶ血管のおおもとは、太ももの内側を通っています。
したがって太ももに内捻じれがあると血管を圧迫して、筋肉や骨に栄養が行かなくなり、結果脚が細くなってしまうのです。
ではなぜ、この股関節の捻じれが生じるのでしょう?
それは、小児麻痺のような病気である場合もありますが、多くは横座り、大股歩き、スポーツなど生活の様々な場面における生活習慣により筋肉に強弱が生じ、それが長い時間の繰り返しでだんだんと強くなっているのです。
たとえば、極端に股関節が捻じれるのがこの『トンビ座り』です。
写真の子の右脚は太もも部分で強烈に内に捻じれていますから、この子がこの習慣を続ければ右脚が細くなるわけです。
したがって、逆に股関節の捻じれを取り除き、正しい筋肉系の回復を促せば、左右の脚の太さは揃えることができるのです。(ただしご本人の努力の度合い、股関節の捻じれの程度、年齢により、回復の度合いには差が出ます)
脚の太さを根本的にそろえることができる礒谷式力学療法