見出し画像

抜け毛がひどい、目が疲れる方は、『新型栄養失調』かもしれません!

しっかりご飯は食べているのに『新型栄養失調』と診断された・・・

栄養失調なんて、食糧難の戦後のことばかりだと思っていませんか。

確かに、あの時代は食べるものがなくて栄養失調になって居る人が多かったのは事実です。

が、、、

この過食の時代に増えているもう一つの「栄養失調」があります。

それが、、、

新型栄養失調

です。

過度なダイエットで食事を摂らないでいると栄養失調になってしまいますが、これは、『新型栄養失調』ではありません。

食べているのに「新型栄養失調」

栄養は足りているのに栄養失調になる「新型栄養失調」とは

ずばり答えからいうと、、、

摂取カロリーは足りているのに、タンパク質やビタミン、ミネラルといった特定の栄養素が不足してしまいます。そういう状態が「新型栄養失調」といわれている。

オムロン:新型栄養失調って何?より



『新型栄養失調』症状とは

最近、こんな症状はないですか?
もしかしたら、「新型栄養失調」かもしれません。

  • 目が乾燥する、目が疲れる

  • 冷えが気になる

  • 風邪をひきやすい

  • 抜け毛が増えた

  • 精力が減少した

  • 元気が出ない

「新型栄養失調」になると、このような症状が出てきます。

「あ、私もあるある」じゃないですか?

こんな生活が「新型栄養失調」を引き起こします

「私もあるある」と思った方は、以下のような生活ではないでしょうか?

  • 野菜中心の食事で肉をあまり食べない

  • 油をあまりとらないようにしている

  • 丼ぶりやラーメンなどをよく食べる

  • アルコールの量が増えた

  • 栄養ドリンク、スポーツドリンクをよく飲む

  • 野菜や果物をあまりとらない

  • インスタント食品やコンビニ食が多い







日本人は、圧倒的にミネラルが足りていません

タンパク質が足りないと、貧血を起こす

まず、前述したタンパク質が足りない説明をします。

タンパク質は、筋肉や臓器を作る素材ということは広く知られています。

が、、、

免疫細胞を作る材料でもあるのです。

免疫細胞が減少すると「感染症のリスク」が高まります。

タンパク質は、ヘモグロビンの材料でもある

赤い血液中には、ヘモグロビンがあるのはご存じだと思いますが、その材料もタンパク質です。

ヘモグロビンが不足すると、貧血になりやすい

のです。

タンパク質を多く摂るためには、肉や魚、大豆を使った食べ物を摂ることが重要です。







日本人に足らないミネラルの代表は、カルシウム

「日本人は、カルシウムが足りていない」と良くいわれます。

かといって、牛乳などの乳製品を摂ることはお勧めしません。

詳しくは、当ブログの「【悲しい事実】カルシウムをたくさん摂っても骨は強くなりません!」を一読ください。



15歳〜70歳までのカルシウム摂取基準は、、、

  • 男性:550〜650mg

  • 女性:650mg

ですが、現在の摂取量は、、、

  • 男性:443〜578mg

  • 女性:427〜568mg

平成27年国民健康・栄養調査(厚生労働省)

マグネシウムの摂取量も足りていない現実

日本人のミネラル不足は、深刻な状況です。

これは、我が国の食生活の変化がもたらしたといえます。

たとえば、、、

食糧難だった1945年の栄養失調では、栄養が足らなくて痩せていきましたが、「不思議と病気になる人は少なく、栄養はなくても元気だった」のに比べ、

現在の新型栄養失調の症状は、、、

「元気がなく、さまざまな生活習慣病を引き起こしております」

それは、、、

以前は、玄米を食べていましたが、現在はほとんどの人々が白米や精製小麦を主食にしています。

これが、大きな原因です。

  • 玄米100gには、マグネシウム110mg

  • 白米100gには、マグネシウム23mg

さらに、、、

食パンなどフランスパンなどには、20mg〜22mgしかマグネシウムは含まれていません!

このように食生活の変化によって、私たちはミネラルを摂らなくなったのです。

心筋梗塞や狭心症は、マグネシウム不足から

マグネシウム不足は、多くの疾病を呼び込みます。

とくに、、、

マグネシウムが足らなくなると、心筋梗塞や狭心症を引き起こします。

さらに、、、

マグネシウム不足に陥ると、ブドウ糖をエネルギーに効率的に変えることができなくなります。

ですから、、、

積極的にミネラルを摂取しましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?