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自己紹介 yamagishi_SAKE

こんにちは
KAMOSCYの日本酒とその他醸造酒を担当をします、ヤマギシです。
立教大学理学部の3年生で普段は分子生物学などの細かい生物学を学んでいます。生物好きなのもあり、醸造のメカニズムに強い興味を持っています。

お酒については、アルバイトでお酒作りに関わらせてもらっています。
その他にも独学で色々勉強しており、その一環で他の酒類も勉強・共有する場所があればいいなと谷澤さんと話し、KAMOSCYを立ち上げるに至りました。

まだまだ経験は浅く、知識も表面的であるので、日本酒の経験を伴う知識は後藤さんから学びつつ、他のメンバーとの共有を通して自分の知識も深めていけたらなと思っています。

では、自分が改めて振り返りたいというのもあり、高校からだらだらと綴っていきたいと思います。
(最後まで書いてみて、かなり自己満で、恐ろしく冗長になってしまった気がします。多分内容はあまりないので5分くらいで読めるとは思います)

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ものすごい偏見の高校生活から大学まで

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(以後、写真は関係ありません笑 ただ好きな写真たちが並びます)

高一の進路選択の時に、国語も数学も苦手だったので、なんとなく文系は「営業」という偏見にまみれたイメージがあり、「営業は嫌だなあ」という恐ろしい偏見で理系に決めた。(今では営業も面白そうだなと色々経験してわかってきた)
数学苦手だったので、物理・化学・生物の基礎科目を受けてみて一番計算が少なかった生物を選択して受験科目に。(化学も好きだが、理論の計算が無理だった笑 有機化学は好き)

なぜ私たちは絶えず呼吸をするのか?微生物たちはなぜ呼吸をしなくても生ていけるのか?えらで呼吸ってあいつら何してんの?とか、日頃疑問に思っていなかったことが勝手に説明されておもれーーって思っていってはまっていた思い出。
勉強の休憩に生物の図表を眺めてたくらい好きになり、生物だけは学年トップ近くを取るようになる。(数学がカスすぎたので受験期後半はそれしかできなくて地獄だった…)
今思えば生物を好きになるまでかなり偶然が重なってたなと思う。

昔見てた図表のなかで、今でもたまに思い出すのはサメのロレンチーニ器官。
こいつやべえなんてもん持ってんだと思った。
こういうヤバイ生き物とか知るのも面白かった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8B%E5%99%A8%E5%AE%98

大学は私立の理系のみで、ほとんど合格することができたが、まだ漠然と生物もっと勉強したいとしか思ってなかったので、大学選びにめっちゃ悩んだ。
一つは農学で、食やミクロすぎない微生物とかが学べる学校。ずっと食には興味があった(小学校の頃から好きなもの欄に「食べること」と書いていた)ので研究室もかなり興味があった。
もう一つは、合成生物学っていう生物の新しめな学問分野の研究室があった。合成生物学はこれから来るだろうと言われてて、受験期に本とか読んでて猛烈に惹かれてた。

https://wired.jp/2019/12/22/mend-the-earth-01/
https://newspicks.com/news/5098389/body/

この辺は極めて想像しやすい応用段階のものだが、紹介されてる事例の多様さからもうすでに面白そうな香りがしてくる!

結局後者の大学に決め、3年の頭から合成生物学の研究室に配属されることができた!(学校の選択はあとで後悔することになるが...笑)

酒の入っていなかった大学生活1年目

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悩んだ末、池袋の大学に入学した。一年目の授業はこれといって楽しいことはなく、中国語が果てしなく興味がなく、辛かった記憶がある。後、物理の実験に苦しめられた。
サークルはちょい飲みサーっぽいところとサイクリングのサークルに入り、前者は雰囲気についていけず1年で辞め、サイクリングは不定期なので自由に楽しんでた。ロードを買って、初心者のノリで夏休みに一人で仙台の友達の家まで380km(2日間で)走ったのがアホだったけど楽しかった笑。(あの頃は元気だった。多分もう走れない)
あと、長期休みに「みんな海外行っててずるい」と思い、一人でいきなり台湾に行ってみたりとなかなか刺激的だった笑

バイトは特段やりたいことがなく、ライブの派遣で音楽聴きながらお金もらってた。ちょっとだけ意識高い感じでインターンを探しつつ、いろんなイベントに行ったりしていた。そのイベントで知り合った方のメディアのお手伝いをさせてもらうことになり、そこでWAKAZEを知る。

日本酒との出会いとアルバイト

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それから数カ月後、誕生日を迎え、親の行きつけの居酒屋に行くと、誕生日だからとサービスで新政のエクリュを出してもらった。
「こんな美味しいものが米と水だけからできているなんておかしい!!!
何が起きているんだ!!!!!」
と飲んで思い、日本酒にハマり始める。店主に勧められた「もやしもん」を全巻メルカリで買い、速攻で読み終え、日本酒好きに拍車をかけた。
高校時代にハマった生物の知識がここで思いっきし当たり、日本酒が造られる科学・微生物学的なメカニズムに興味を持ち、この頃からちょこちょこ文献を漁ったり、ネットで調べたりし始めた。
(この辺でなんで食が研究できる大学に進まなかったのだろうと公開してた...笑)

この頃にマイナビで「日本酒」と調べて出てきた、十条のサケラボでバイトし始める。ここでは、日本酒のフルーティとはどういうものか?とか、日本酒のある程度の種類、お酒の勧め方など色々なことを教えてもらった。何より店長が色々飲ませてくれたり、教えて頂けたりするのでとてもありがたかった。
(興味ある分野のお店でアルバイトすると働きながら知識を得られるし、そのものに多く触れられるからとてもよかった。)

その後、色々飲んだりしていて、以前知ったWAKAZEのお酒を飲んでめっちゃ面白いと思い、色々あってWAKAZEの三軒茶屋醸造所でアルバイトさせてもらえることになった。
毎回違うレシピで副原料を使いながらSAKEを醸すので、知らない知識や今までに無いような香りに戸惑いつつ、様々な質問をさせてもらっていて、全部事細かに答えてくださるのでとてもありがたく、強烈な刺激を頂いている。
ここでより日本酒やお酒全般に対してのめり込んで行った。知識欲が満たされていったり、知識と知識が繋がっていく快感がたまらなく楽しいし、何よりそれが美味しいお酒に繋がっていくということはヤバイ。ヤバイ。

この頃からTwitterで色々な方々と繋がることができ、面白いお酒の情報をいただいたり、面白いお店い連れて行っていただけたり、貴重な体験をさせていただきました。中でも、自分は文が書けないとずっと思ってたので、日本酒の香りの記事を書かせていただいたのはかなり自信につながりました。
(お世話になった方々ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします)

(書かせていただきました。科学的に香りを理解しやすいように書いてみました。どうぞ読んでください!)

という感じで日本酒にハマってからはお酒について学んだり、考えたり、飲んだりすることが増え、大学2年の頃は大学の記憶があまり無い笑。実験楽しかったのと、やっぱ物理は辛いな〜くらい。

最近とこれから

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コロナ最中の4月から、研究室配属であったり、渋谷で新しいバイトを始めたり、オンラインで新たな出会いがあったりとなかなか盛り沢山だった。

コロナでオンライン授業になり、全国の日本酒好きの学生とzoomで飲む機会があり、そこで背中を押してもらい、大学でお酒全般を楽しむようなサークルを作っている。(コロナ第2波?で色々狂ったし、この時期に立ち上げるか普通?って感じだけど)

渋谷の未来日本酒店でアルバイトさせてもらい、そこでペアリングやカクテルなどの相性の細かいところを教えてもらい、それに刺激を受け、カクテルを家で実践してみたり、スパイスやホップ使ってノンアルのシロップを作ってみたりしている。
KAMOSCYでホップの香りの抽出について教えていただいたりと、早速お世話になっている。(自分も何か貢献せねば)

大学でも希望の研究室に配属され、面白い研究テーマを頂いたり、WAKAZEのお酒が毎回毎回面白くなったり、ワインに興味が出始めたりと、最近は様々な場所から様々な刺激を頂けて色々なことをやっている。
自分はキャパがそんなに大きい人間では無い気がしているが、なんとかなあなあにすることがないようにやりきりたいと思っている。
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最後に

冗長な自己紹介になってしまったが、以上で自己紹介とさせていただきます。将来何がやりたいのかなどは、自分でもよくわかっておらず、今できる興味あることをひたすらやってみようと思っています。
ここまで自由にやらせてもらえてるのは色々な方々の支えあってのことだと書いていてひしひしと感じていました。

最後にお世話になっている方々、いつも本当にありがとうございます。


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